流行っているからこそ今更聞けない!【サウナの正しい入り方】

 流行っているからこそ今更聞けない!【サウナの正しい入り方】
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榎本愛子
榎本愛子
2022-07-15

今はテレビでも特集が組まれるほど注目を集めているサウナ。皆さんはサウナに入ったことはありますか?サウナ未体験で興味のある方は「何か順番はあるの?」「決まり事はあるの?」と不安に思っていることがあるはず。今回は、流行ってるからこそ今更聞けないサウナの正しい入り方を、サウナ・スパ健康アドバイザーでもある筆者がご紹介します!

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知っておくべきサウナのマナー

・脱衣所は携帯、スマートフォンなどは原則禁止です。他の方のためにも緊急時以外の使用は控えましょう
・サウナ前には身体や頭を洗い、キレイな状態にしておきましょう
・サウナ室内、浴室内は基本黙浴です。静かに過ごしましょう
・サウナ後は汗を流すため、かけ湯やかけ水をしましょう

以上のことを守り、サウナを楽しみましょう!

サウナの入り方は〈サウナ→水風呂→外気浴〉で1セット

スムーズに汗をかくため、身体の水気は拭き取っておきましょう。体が濡れたままサウナ室に入ると、水分の蒸発熱で体が冷やされ、汗が出にくくなってしまいます。

①サウナ

サウナ室に入ります。灼熱の世界へようこそ!サウナ室は下段(低温)、中段(中温)、上段(高温)と上の段にいくほど、体感温度が上がります。また、サウナストーンやヒーターの正面や横も温度が高くなりますので、サウナ初心者の方はまず身体を慣らすため、下段且つヒーターから遠い場所に座りましょう。初心者の方は80度前後の温度がオススメ。事前に施設の室温をし調べてから行くと良いでしょう。
サウナの一般入浴時間は8~12分程度が最適。身体の芯まで温めていきます。しかし大切なのは時間よりも身体の状態ですので、初心者の方は5分程度からスタートし、無理のない範囲で入りましょう。12分計という時計や砂時計などを置いてある施設もあるので、そちらで時間は確認ができます。また、のぼせ防止のため、サウナハットを被ったりタオルを頭に巻くこともオススメです。

サウナの正しい入り方
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②水風呂

かけ湯、かけ水で汗を流し水風呂へ!芯まで温まった体を急速に冷やします。施設によって異なりますが、一般的に水風呂温度は大体17度程度に設定されています。30秒~1分程度を目安に入ってみましょう!息を吐きながら肩までつかると、皮膚に温かみを感じてきます。吐いた息が冷たく感じたら十分です!こちらも無理は禁物ですので、水風呂が苦手な方は以下のどちらかを試してみてくださいね。・水風呂の温度が高めの施設を選ぶ(20度越えている施設もあります)・温度低めのシャワーから始める(背中や太ももなど身体の面積が広い部分から当てるのがオススメ)

サウナの正しい入り方
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③外気浴(内気浴)

実は一番大切。水風呂に入った後は休憩をとりましょう。施設によって椅子が置いてある場所が外・浴室内・脱衣所などと異なりますので、あらかじめ椅子の場所を確認することをオススメします!体が冷えないよう汗を拭いて、5~10分程度を目安に好きなだけ休憩します。休憩をしっかり取ることによって、極度の暑さ、冷たさから解放された体はゆっくりと正常な状態へ戻っていきます。

サウナの正しい入り方
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1セットでも十分ですが、3~4セット繰り返し行うことで、汗が出やすくなり自律神経が整い疲労回復効果が高くなります!

私たちは日常生活で常にPCやスマホなどを使用し、沢山のタスクをこなし、「今日のご飯は何にしよう」などと何かを考えています。そんな日常にふと何も考えず、電子機器を触らず、脳も体も休息する時間としてサウナは最適です!ぜひ活用してみてはいかがでしょうか?

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榎本愛子

榎本愛子

ダンサーとして活動中に慢性的な腰痛に悩み、さらに肺気胸の手術を受けたことをきっかけに運動方法の見直しを図り、現在はピラティスインストラクター/くびれダンストレーナーとして活動。10年後・20年後の将来も、好きなことを好きでい続けるための運動術を伝えている。資格:STOTT PILATES Matwork /NY Luigi's Jazz Centre 公認 /バレトンソールシンセシス /サウナ・スパ健康アドバイザー



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