横広がりのお尻を引き締めて引き上げる!寝そべった時に絶対やりたい【骨盤締めエクサ】
デニムパンツを履くと目立ってしまう横広のお尻。キュッと引き締まったお尻にするための尻トレをたくさんしても、あまり効果が出ていないという方も多いはず。そんな方は、骨盤が開きっぱなしかもしれません!あまり馴染みのない言葉かもしれませんが、今回は横広お尻を解消する<骨盤締め>についてご紹介します。
お尻が横に広がってしまう理由
骨盤は上半身と下半身をつなぐ身体の中心的役割を果たしており、お尻は様々な筋肉が協力し合い骨盤を安定させています。この状態であれば、お尻はプリッと上向きに。けれどもお尻の筋力低下や仙腸関節がひらくと骨盤が広がり、骨盤についているお尻の筋肉や脂肪も共に横に広がってしまうのです。
仙腸関節とは
骨盤を構成する腸骨という左右にある耳のような形の骨と、脊柱(背骨)を直接ささえて骨盤の中心に位置する仙骨。その間にあるほぼ隙間のない関節を仙腸関節と呼びます。骨盤を安定させながら脊柱がしなやかに動くように衝撃を吸収したりするため、わずか3mmほどは動くと言われています!わずかにしか動かない仙腸関節ですが、日常生活で知らず知らずのうちにかけている骨盤への負荷が仙腸関節の開きを進行させてしまうのです。
仙腸関節が広がったことを自覚することは難しく、気づいたらお尻が横に広がってしまっていた!ということも少なくありません。
以下のような経験がある方は今回の骨盤締めの効果が得やすいので、チェックしてみましょう。
骨盤への負荷がかかる3つの原因
長時間の座り姿勢と運動不足
座る時間が長いとお尻は重力に負け、広がったまま維持されます。また、運動をしていないとお尻の筋肉は緩みっぱなしになり、より骨盤が開きやすくなります。
脚をよく組む
脚をよく組む際、上に組んだ側の骨盤が軽く上に持ち上がります。この際左右の骨盤でずれが引き起こされ骨盤が広がっていきます。
出産
妊娠をすると骨盤が広がり赤ちゃんを守ります。骨盤と仙骨の間は約10ヶ月かけてゆっくり広がります。産後に骨盤のケアが十分に出来なかった方は、骨盤がまだ開いたままかもしれません。
骨盤締めを行えば、お尻の横広が解消されるだけでなく、腰とお尻の境目にプリッとした膨らみを感じるようになります。パンツがとても似合うお尻に変身しますので、寝そべった瞬間「ご自分のお尻が変わった姿を想像して」骨盤締めエクササイズ取り入れてみてください。
骨盤締めエクサをしてみよう
準備・・・仰向け。膝をパカっと外側に開き、足裏同士を合わせます。
①足裏を押し合い、息を吐きながらお尻を持ち上げます。肩から恥骨のラインが一直線になるように意識しましょう。
*この時、腰が反ってしまうと骨盤にアプローチしにくくなるので注意してください!
②息を吸いながらお尻を下ろします。
*脱力しすぎず、軽くお尻が床にふれる程度でとどめてください!
③ご自分のペースで30秒続けましょう。
動画で確認してみる。7'45〜で一緒に動くことができます!
AUTHOR
榎本愛子
ダンサーとして活動中に慢性的な腰痛に悩み、さらに肺気胸の手術を受けたことをきっかけに運動方法の見直しを図り、現在はピラティスインストラクター/くびれダンストレーナーとして活動。10年後・20年後の将来も、好きなことを好きでい続けるための運動術を伝えている。資格:STOTT PILATES Matwork /NY Luigi's Jazz Centre 公認 /バレトンソールシンセシス /サウナ・スパ健康アドバイザー
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