現在61歳のジョージ・クルーニー、"驚くほど見た目が変わらない"その理由とは?
今年60歳になったトム・クルーズ、間もなく59歳の誕生日を迎えるブラッド・ピットら、ハリウッドには若々しさを保ち続ける男性たちが少なくない。そんな中、トムやブラッドとはまた違った意味でルックスをキープしているのが現在61歳のジョージ・クルーニー。若い頃から比較的渋めなイメージのジョージだけれど、そろそろ実年齢がルックスに追いついてきた感がある。そしてこの数年、驚くほど外見が変わらない。このまま年を重ねると、若々しく見えるイケおじになるのは明らか。
現在彼はアメリカだけでなく、イタリアのコモ湖近くにある別宅で過ごすことも多いそう。妻のアマル・クルーニーとの間に生まれた双子がまだ子どもが5歳と幼いことから外食はほぼ皆無。アマルと2人でレストランに行くこともほとんどなく、毎日家で家族一緒に食事をしていると雑誌『ピープル』のインタビューで話している。ジョージもアマルも料理があまり得意でないことから、食事を作るのはイタリア人のパーソナルシェフ。「彼の作る、ジェノベーゼソースをかけたニョッキは泣くほどうまい」と語っていた。
このイタリア人のシェフの作る本格イタリアンが彼の健康と若々しさの秘密だと分析するアメリカマスコミも。世界には健康で長生きする人々が多い、ブルーゾーンと呼ばれるエリアがいくつかある。日本だと沖縄、イタリアだとサルディーニャがその1つ。そこでの食生活やライフスタイルを調査、共通する特徴は「ブルーゾーンダイエット」としてアメリカなどでも人気を集めている。イタリアで暮らすジョージ一家も知らず知らずのうちにこれを実践しているもよう。
1つ目は菜食中心の食事。先に紹介したインタビューでジョージは、子どもたちと一緒にマルゲリータピザ、トマトリゾットなど定番のイタリア料理とサラダを食べていると話している。どれも肉より野菜を多く使ったシンプルなメニューばかり。デザートはリコッタチーズにベリー類を添えたものがお気に入りだとか。リコッタチーズはチーズ類の中でも低脂肪でタンパク質が豊富だしベリー類は食物繊維とポリフェノールをたくさん含んでいる。ティラミスやジェラートを選ぶよりも断然体にいい。またイタリア料理に必ず使われるオリーブオイルも健康的な脂肪として知られている。
2つ目はほどよくアルコールを楽しむこと。ジョージはかつてテキーラブランドを経営していたけれど、彼自身は赤ワイン派だそう。かつて「ウォッカソーダのようなものも飲むけれど、イタリアにいるときは赤ワインだ。古き良きスタイルで飲む」と語っていたこともある。食事をしながら1杯から2杯嗜むそう。赤ワインに含まれるフラボノイドが体にいいのはご存知の通り。
3つ目は家族と一緒に食事をすること。ブルーゾーンでは家族との絆が強く食事やバカンスを共にする人が多い。ジョージも「今は外食に昔ほど興味が持てないんだ」とコメント、双子との時間を何よりも大切にしていると話している。
ちなみにジョージ自身は語っていないけれど、「ブルーゾーンダイエット」では他にも「食べ過ぎず腹八分目で止めること」「目的意識や目標のある生活を送ること」「ワインを飲んだりおしゃべりしたりする時間が持てるようなスローライフを送ること」「毎日よく動くこと」などが推奨されている。ちなみにジョージの妻アマル・クルーニーは世界的に活躍する人権弁護士であり、レッドカーペットでハリウッドの女優と並んでも引けを取らない美貌の持ち主。ジョージが実践しているということはアマルもこのブルーゾーンダイエットに沿った生活を送っているということ! 男性にとっても女性にとっても参考になるライフスタイルと言えそう。
出典:「The #1 Eating Habit George Clooney Swears by To Look Amazing in His 60s」
AUTHOR
長坂陽子
ライター&翻訳者。ハリウッド女優、シンガーからロイヤルファミリー、アメリカ政治界注目の女性政治家まで世界のセレブの動向を追う。女性をエンパワメントしてくれるセレブが特に好き。著書に「Be yourself あなたのままでいられる80の言葉」(メディアソフト)など。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く