もうすぐ60歳になるトム・クルーズが実践している、5つの「しない」習慣とは

 もうすぐ60歳になるトム・クルーズが実践している、5つの「しない」習慣とは
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長坂陽子
長坂陽子
2022-06-21

映画『トップガン マーヴェリック』が全世界で大ヒットしているトム・クルーズ。今年7月で60歳になるとは思えないアクションとルックスに驚いた人も多いのでは? そこで今回は彼の体作りの秘密を過去のインタビューから探ってみた。トムといえば徹底したワークアウトで鍛えあげ自分でスタントをこなすことで有名だけれど、運動と同じくらい食生活にも気を配っていることが明らかに。5つの「ない」を実践しているそう。

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1.揚げない

まず「揚げない」。雑誌アメリカ版『メンズヘルス』によると「トムは揚げ物は食べない。調理する場合は焼いて食べる」。その焼き方にもこだわりが。高温で一気に焼いてしまうと栄養素が壊れてしまう。そのためシェフは低温でゆっくり火を通す方法で料理しているという。

2.いい油しか食べない

次に「いい油しか食べない」。揚げ物は食べないけれど脂は摂取。オリーブオイルやサーモンなど体にいい油をえらんで摂取しているという。

3.パスタやパンに手を出さない

3つ目に「パスタやパンに手を出さない」。つまり炭水化物は食べないでタンパク質と野菜をメインにしている。低炭水化物ダイエットをしている人は多いけれど、トムはさらに一歩進んでほぼノーカーボダイエットをしていると『メンズヘルス』は報じている。同誌でトムの食生活を分析したポール・クレイトン博士は炭水化物を摂取すると老化ホルモンとして知られるインシュリンの分泌量が増加すると指摘。トムの若々しいルックスと体力の秘密の1つはこのノーカーボダイエットと見てよさそう。ちなみにトムが炭水化物を食べる場合はオートミールなど糖質の低いものを選んでいるという。

4.スイーツは食べない

4つ目は「スイーツは食べない」。炭水化物同様、砂糖も厳禁。ウェブサイト「Eat This」によると砂糖は細胞の炎症を引き起こし、体を老化させてしまう。トムはあるトーク番組に出演したとき「トレーニング中は絶対食べてはいけないんだ」と告白している。とはいえ甘いものは嫌いではなく「むしろ好き。だからみんなにプレゼントしているんだ」。共演者の記念日や誕生日にはお気に入りのココナッツケーキを贈っているそう。トム曰く「贈ったら電話を待っているんだ。『感想を教えて!』って感じでね」。『ミッション:インポッシブル』で共演したアンジェラ・バセットもケーキがトムから贈られてきたことを明かし、「嬉しくいただいた」と語っている。また2005年に『宇宙戦争』で共演したダコタ・ファニングのもとには今でも彼から誕生日にケーキが届くとか。ダコタの妹エル・ファニングが話している。

5.お腹を減らしすぎない

5つ目は「お腹を減らしすぎない」。ニュースサイト「ニュースハブ」によると忙しいスケジュールの合間に小分けの食事をするように心がけているという。空腹になりすぎてしまうと反動で食べすぎてしまったり、体が次の食事を脂肪として溜め込んだりしてしまう。トムはブルーベリーやナッツなど健康的なスナックを食べ空腹になるのを阻止しているという。ちなみに『ミッション:インポッシブル』で共演しているサイモン・ペッグによると、撮影中のトムは自分の専属シェフに撮影チーム全員のスナックを用意させていたそう。

トム・クルーズ
1983年公開の映画『卒業白書』に出演した頃のトム・クルーズ(当時21歳)。瑞々しい演技で注目を集め、若手スター候補生「ブラット・パック」のひとりに数えられるように。

フィットネスやダイエットに興味のある人ならトライしたことのあるシンプルなルールばかりだけれど、トムの完璧なボディはこれを続けている結果。誘惑に負けないマインド、途中で投げ出さない持続力と努力の賜物と言えそう。

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長坂陽子

長坂陽子

ライター&翻訳者。ハリウッド女優、シンガーからロイヤルファミリー、アメリカ政治界注目の女性政治家まで世界のセレブの動向を追う。女性をエンパワメントしてくれるセレブが特に好き。著書に「Be yourself あなたのままでいられる80の言葉」(メディアソフト)など。



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