砂糖中毒に陥る前に!甘い食べ物との賢いつきあい方
「ちょっと疲れたな」と感じたら、パワーチャージのためにお菓子やスイーツを食べる人も多いはず。でも、同時に「甘いものを食べてしまった」という罪悪感を感じていませんか? 減らしたいけど食べたくなる、甘いものとの賢いつきあい方をご紹介します。
知らないうちに中毒に? 砂糖はコカインの8倍の常用性が
砂糖の危険性は、いろんな情報が開示されています。IIN(米国代替医療協会認定ヘルスコーチ )の専門家によると、動物実験で、砂糖はコカインの8倍も中毒性があると証明されているそう。砂糖は少量でも、ドーパミンを排出する麻薬と似た作用があるから。また、肥満の原因は「カロリーの摂りすぎではなく、砂糖」という専門家もいます。この流れだと「ただちに、砂糖をやめなければ!」と思うかもしれませんが、かえって我慢すると反動でより砂糖を欲するように。そこで、おすすめなのが「砂糖を食べない」ということではなく、「砂糖を減らす」という選択です。
我慢しないで砂糖を減らす3つの方法
たくさんの食品に砂糖が添加されている現代では、砂糖を完全に断つのは至難のワザ。ですが、習慣で摂っている砂糖の量を、我慢せずに減らす方法はいくつかあります。どの方法が効果的かは、人それぞれ。「そういえば、最近甘いものを欲しなくなった」くらいが理想的です。体の声に耳をすませて、やってみたら心地よく感じたものを、続けてみてください。
1.甘い野菜と少量の動物性食品を摂る
にんじん、とうもろこし、たまねぎ、さつまいもなど、糖質の高い野菜が甘い野菜。これらをおやつに摂ったり、食事に加えることで、内臓を落ち着かせ心にエネルギーを与えるそう。同時に、少量の動物性食品を摂ることでバランスがとれて、砂糖への欲が落ち着きます。
2.食事で炭水化物を少量摂る
三大栄養素のひとつ炭水化物。糖質オフやパレオダイエットなど、炭水化物を抜くダイエットの流行もあり、炭水化物を避けている人も多いのでは? 糖質は脳のエネルギーとなる重要な栄養素。不足することで脳がエネルギーを欲し、それが砂糖への欲につながります。炭水化物を摂るなら、栄養バランスのとれた白米や玄米、低GIのそばなどを。
3.潔く食べる
「ど〜しても甘いものが食べたいっ!」という時、ありますよね? こういう時は潔く食べましょう。コツは、本当に自分が欲している質のよいものを食べること。例えば、少し高い本物のチョコレートをじっくり味わうなど。すると、少量でも精神的に満たされ欲求が落ち着きます。コンビニのカロリーオフチョコレートなどで済ましてしまうと、気持ちが100%満たされず、また砂糖を欲してしまうという悪循環に陥るので注意して。
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