セレブカップル、"行き過ぎたヴィーガン "に警告|「目の周りにはくまができ、肌が灰色に…」
植物性のメニューを中心にしたダイエット人気が高まっている。地球環境のためにも健康のためにもいいと言われているけれど、気をつけなくてはならないことがあるもよう。あるセレブカップルが警告している。
そのセレブカップルとは俳優のウィル・スミス&ジェイダ・ピンケット・スミス。2人にはウィロウとジェイデンという2人の子どもがいる。ウィロウもジェイデンもそれぞれ芸能活動をスタート、特にジェイデンは父ウィルと一緒に映画『幸せのちから』『アフター・アース』などに出演しているので知っている人も多いはず。ジェイデンはヴィーガンになることを選びストイックに続けてきたが、2019年に両親がストップをかけたという。理由は「痩せすぎてしまったから」。ジェイダがトーク番組で明かしている。「ウィルと私で食事を変えさせたの。ジェイデンはずっとヴィーガンだったのだけれど、あるとき十分タンパク質が取れていないことに気がついた。それが栄養が足りなくて疲労していたの。見た目も消耗していた」。ウィルも「ジェイデンの目の周りにはくまができていた。肌が灰色に見えるくらい顔色が悪かった。本当に心配だった」と話す。
ヴィーガンだったジェイデンは両親のアドバイスでベジタリアンにチェンジ。肉は食べないけれどチーズや牛乳などで動物性のタンパク質を摂取するようにしたという。その結果はインスタグラムにアップしたセルフィーからも明らか。2019年よりも明らかに元気そう! ちなみに体重は4.5キロ増えたという。ジェイダもタンパク質不足が危険だと語っているけれど、ジェイデンの変化からもタンパク質の重要性はよくわかる。健康を損なったり元気に毎日を楽しむエネルギーがなくなったりしてしまっては、ヴィーガンライフも台無し。ジェイデンの教訓を参考に自分にも地球にもサステナブルなスタイルを心がけたいもの。
AUTHOR
長坂陽子
ライター&翻訳者。ハリウッド女優、シンガーからロイヤルファミリー、アメリカ政治界注目の女性政治家まで世界のセレブの動向を追う。女性をエンパワメントしてくれるセレブが特に好き。著書に「Be yourself あなたのままでいられる80の言葉」(メディアソフト)など。
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