Sayaの星占い【マインドフルネス占星術】12星座共通/2月の運勢
なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わり始めます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネス占星術のスタートです。
2月はとてもわかりやすく、更新のタイミングである2/1に新月があります。2/1の新月から2/17の満月まで月が満ちていき、3/3の新月まで欠けていくので、今はパワーが足りない気がしても、これからパワーが満ちていく可能性がありますね。
太陽がみずがめ座を進む中、2/1の新月はみずがめ座で現実化とルールの星・土星とともに起こります。みずがめ座には「自由・平等・博愛」の性質がありますが、時間や場所にとらわれないその世界観からデジタルの世界も象徴していますし、またひとつ前のやぎ座のピラミッド的な世界をアップデートもしていきます。改善したり、変えてみたり、フラットな風通しのよさを意識したりしていくと、状況が改善していくかもしれません。
そのうえで、2/4には思考や伝達の星・水星がやぎ座で「順行」します。改善の方向に舵を切ったとしても、その前にやらないといけないことがあれば、それを拾ってから前に進む。一種のマインドコントロールのような、思い込みで動いていた人も改めて。2/15に水星がみずがめ座に入ると、さらにアップデートが求められるように。
一方で、やぎ座には愛と美の星・金星と行動や戦いの星のペアと、水星と変容の星・冥王星のペアがあります。認められたいと思いつつ、素直に努力を重ねるグループと、限界を突破しようとするグループがあるかもしれませんね。なかなか全体の歩調が揃わないかも。
2/19に太陽がうお座に入ると、ここには境界を溶かす星・海王星も、拡大と保護の星・木星もあります。海王星と木星のスピリチュアルなエネルギーが注目を浴びるとき。うお座ですから、優しくも包容力にあふれた、妖精のような雰囲気が好まれるタイミングです。
占い・文/Saya
アストロロジー・ライター。東京出身。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・オンライン」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、晴耕雨読の日々。新刊、『星を味方につける生き方、暮らし方〜不安な時代に翻弄されずに私を生きる〜』(1540円/集英社)が好評発売中。
イラスト/maegamimami
イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
AUTHOR
Saya
アストロロジー・ライター。東京出身、京都在住。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・デジタル」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、星を読み、畑を耕す傍ら、茶道のお稽古と着物遊びにいそしむ日々。新刊、『占星術ブックガイド〜星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集〜』(5500円/説話社)が好評発売中。
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