「甘いものは正義!」食べることが大好きなヨガ講師がファスティングに初挑戦した結果…意外な結末
ヨガ講師はみんなヘルシーで小食?いえいえ、私は食べることが大好きです。特に甘いものに目がありません。なのでファスティングなんて絶対できない…と思っていました。ところがひょんなことでファスティングに人生初挑戦することに。「お腹が痛くなりそう…」「続けられるのかな?」と不安いっぱい!さてその意外な結末とは…?
3日間のグループファスティングに挑戦
今回私が取り組んだのは3日間のファスティング。この3日間は酵素ドリンクとミネラルウォータで過ごすというものです。このプランを見た時、不安になるのは私だけではないと思います。これまで3度の食事だけでなく、おやつも夜食も食べていたので、食べずに生活することなんてできるのだろうか?と半信半疑。「3日間も食べないなんて…。お腹が痛くなったりしないかな?仕事に支障が出たらどうしよう?」とモヤモヤしていました。けれど今回はファスティングアドバイザーがいるグループでのファスティングプランなので、何かあったら即相談すれば大丈夫!と意を決してファスティングをスタートしました。
ファスティング中の体調の変化
3日間のファスティングを始める前に「準備日」として、体に優しい食事で過ごす日が設定されていました。その翌日からいよいよファスティング開始です。
ファスティング1日目
朝から酵素ドリンクやミネラルウォーターをたっぷりと飲んで過ごします。ファスティング初日に発見したことは…お腹が全く減らないということです!今まであれだけ食べていたのは何だったのだろう…と拍子抜けするほど。ただ気持ちの面では“食べる“という楽しみがないので「つまらないな~」と思っていました。用事がありバタバタと忙しく過ごした為、気が紛れて食べ物に執着を持つことなく一日を終えました。
ファスティング2日目
この日は朝から夕方までオンラインでヨガのお仕事がある日。ボトルに酵素ドリンクを入れて職場へ持参し、途中コンビニで2リットルのミネラルウォーターも購入して、いざお仕事スタート。一番心配していた仕事への影響は…私の場合、ほとんどありませんでした。頭痛や腹痛などの症状もなく、驚くことに空腹感もありません。酵素ドリンクで必要な栄養が摂れているとはいえ、とても不思議な感覚でした。
ファスティング3日目
早朝、お腹がグルグル…と鳴る音で目が覚めました。「え?とうとう腹痛が?」とドキッとしましたが、違いました。どうやら腸が活発に動いているようです。外からも聞こえるくらいの音で、まるで内臓が踊っているみたい!触ってみるとお腹が柔らかく、ファスティング前より少しペタンコになっています。この日も一日オンラインでヨガのお仕事。お腹に痛みはないのですが、トイレにやたらと行きたくなるのが唯一困ったことでした。
ファスティングを終えて…意外な気付き
3日間のファスティングを終了し、翌日からは「復食日」。重湯や具なしのお味噌汁などから、徐々に日常の食事へと戻していきます。さて、この時私の体重はファスティング前からマイナス2kg。指輪が少し緩くなり、デニムパンツのウエストにかなり余裕ができました。
ファスティングを経験して思ったこと…それはファスティングが”ひたすら辛い”ものではないということ。酵素ドリンクでしっかりと栄養を補給しながら、またファスティングアドバイザーに相談しながらだったので、後半はファスティングが楽しく感じたほどです。そして体重が落ちたことも嬉しいのですが、これまで「体が必要として食べている」というより「感情が食べ物を欲している」状態だったのだと気付けたことが一番の収穫でした。
食べることが大好きな私が人生初のファスティングを快適に過ごすことができたのは、ファスティングアドバイザーがついていてくれたこと、そしてチームでのチャレンジだったことが大きかったと思います。自分に適した方法で行う必要がありますので、安易な自己判断でのファスティングはお勧めできません。興味がある方は、是非きちんとした知識を得た上で行ってくださいね。
AUTHOR
のぐちかなこ
専業主婦からヨガ講師へ。大手ヨガスクールにて全米ヨガアライアンスの講義 (RYT200/RPYT85)及びヨガレッスンを年間1,000時間以上担当。2018年に独立し〈あんどYOGA〉を立ち上げる。現在もヨガインストラクターの養成に携わりながら、特に産前産後に関するヨガや新米ヨガインストラクターサポートに力を注いでいる。オンライン講座も多数開催中。プライベートでは三姉妹の母。あだ名はかーちゃん。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く