山本蓮さん(ご本人よりご提供)
なぜ地方から女性がいなくなるのか。130人の声から見えた「女性はサポート役」という前提の呪縛
「そろそろ結婚しないの?」「子どもは?」地方で暮らす女性たちが日常的に投げかけられる言葉の裏には、個人の自己決定権を阻む構造があります。地方女子プロジェクト代表の山本蓮さんは、これまで130人の地方出身・在住の女性たちに耳を傾けてきました。見えてきたのは、職場だけでなく家庭や地域にも根を張る「女性は誰かのサポート役」という前提です。インタビュー後編では、地方から女性がいなくなる本当の理由、声を上げることの難しさ、そしてこれからの展望についてお話を伺いました。
「家事も介護も女性」地方で育った女性たちが気づいた「女の子なんだから」の違和感
ハラスメント被害をきっかけに公務員を退職した小笠原千秋さん。山形には女性同士で安心して悩みを語り合える場所がないという思いから、特定非営利活動法人Sisterhoodを立ち上げました。三世代同居率日本一の山形では、家父長制的な価値観が根強く残り、「女の子なんだから」という役割規範が今も若い世代にのしかかっています。代表の小笠原さんに、地方で女性たちが直面する現実と、フェミニズムとの出会いについて伺いました。
「ガラスの天井」の議論からこぼれ落ちる、低賃金とケア役割に縛られた地方の女性たち【インタビュー】
特定非営利活動法人Sisterhoodは、山形市の中心部で若年女性のためのフリースペースを運営しています。家庭内での虐待や役割の押しつけに苦しみながらも、誰にも相談できずにいた女性たちが少しずつ本音を語り始める場となってきました。代表を務める小笠原千秋さんにお話を伺いました。地方の女性支援というと、管理職を目指すような上昇志向の人へのキャリアアップ支援に予算が注がれがちです。一方で、ケア役割を担わされているがゆえに家から出ることすらできなかったり、就労自体が難しい人たちへの支援は非常に少ないと小笠原さんは指摘します。山形で活動を続ける理由とともに、お話を伺いました。
男と女、どっちがずるい?…フェミニストが語る恋愛とジェンダーの落とし穴【対談】
「女性専用車両は男性差別」「レディースデーはずるい」——SNSでよく見かけるこうした声に、どう向き合えばいいのでしょうか。さらにパートナーとの関係で「自分を相手好みに変えようとしてしまう」現象や、家事のすれ違いから見える夫婦のリアルな課題まで。『男と女、どっちがずるい? 10代のジェンダー、49の疑問と悩み』(集英社)の著者であるアルテイシアさんと太田啓子さんに、ジェンダーをめぐる素朴な疑問の裏側にある構造について、たっぷりとお話を伺いました。
「性差別を憎んで、人を憎まず」私たちはアップデートの途中…フェミニズムと漆黒の恋愛史から学んだこと【対談】
「自分らしくいるほどモテから遠ざかる」「嫌だと感じても言い返せない」——かつて多くの女性が抱えてきた葛藤は、今を生きる10代にも形を変えて受け継がれているのかもしれません。さらに、自身の過去の失敗を振り返りながら語られる「みんなアップデートの途中」という言葉や、中高生から寄せられる家庭の悩みのリアルまで。『男と女、どっちがずるい? 10代のジェンダー、49の疑問と悩み』(集英社)の著者であるアルテイシアさんと太田啓子さんに、引き続きじっくりとお話を伺いました。
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