イライラや自律神経の乱れは「肝」の働きが低下しているかも?肝の経絡を整えるヨガ

 イライラや自律神経の乱れは「肝」の働きが低下しているかも?肝の経絡を整えるヨガ
Saori Iso
磯沙緒里
磯沙緒里
2021-07-20

天候が不安定だったり、室内外の気温差があったりと、梅雨が明けても自律神経のバランスが乱れやすく、不調を抱えやすいです。そんな中、忙しく日常に追われてなんとなくの不調を放置してしまうことはありますよね。なんだか心身の調子が悪いと感じていたら、今回のケアで改善されるかもしれません。

広告

その症状、「肝」の働きが弱っていることが原因?

忙しさや冷房と外気温の差に疲れていたり、なんとなくの不調を感じていたら、以下の症状に当てはまるものがないか確認してみましょう。

・イライラ、ムカムカすることが増えた

・寝つきが悪く睡眠の質が低下している

・疲れやすい

・肩こりや腰痛が気になる

・背中がこっていて時々痛みもある

・呼吸が浅かったり息苦しかったりする

・目が乾燥したり涙目になったりする

・足がつる

・夏でも末端冷え性である

・顔色が良くない

・月経トラブルがある

これらの症状に当てはまるものが多いほど、肝臓の経絡の巡りが低下している可能性があります。肝は血液や栄養、体液を全身に巡らせ、精神を安定させる働きがあるため、働きが低下することで前述したような症状が現れやすくなってしまうのです。今は、自粛疲れなどからストレスが溜まりやすい状況にもありますので、肝臓の経絡の乱れによる不調が起こりやすい時です。また、情報を得ようとしたり、例年より外出を控えたりすることでパソコンやスマートフォンを見る時間も増えているのではないでしょうか?その影響から目が疲れることも、不調へと繋がってしまいます。当てはまる方は、しっかりケアしてあげることが大切です。

ヨガで肝臓の経絡の巡りをよくしてリフレッシュしましょう

肝臓の経絡と対をなす胆嚢の経絡にアプローチしましょう。今回は、アプローチするためのアーサナをご紹介します。これらのアーサナを取ることで肝の経絡を整えるだけでなく、リフレッシュに繋がるため、気分転換したい時にもぜひお試しください。

肝経に影響の大きい体側を伸ばすアーサナとねじりで整える

1. 右足を伸ばし、左膝を曲げます。右手で右足先を掴み、吸いながら左手を上げ、吐きながら左手を右側に伸ばします。3〜5呼吸キープしましょう。

ねじり

2. 右手を左膝にあて、左手を後ろにつきます。吸って上半身を引き上げ、吐きながらねじりを深めます。3〜5呼吸キープしましょう。反対側も1〜2の順番で同様に行います。

 

体側を伸ばしながら股関節を開いて血流改善

ダンシングウォーリア

マットの前に立ち、右足を後ろに引き、かかとを寝かせます。左足はかかとの上に膝がくるように踏み込みます。吸いながら左手を上に伸ばし、右手で左手首を掴み、左体側を伸ばしましょう。3〜5呼吸行い、反対側も同様に行います。

動画で流れるように動いてさらに整えていきましょう

さらに、動画を見ながら他のポーズも行っていくと整いやすく、リフレッシュにも繋がります。ぜひお試し下さい。

ライター/磯沙緒里
ヨガインストラクター。幼少期よりバレエやマラソンに親しみ、体を使うことに関心を寄せる。学生時代にヨガに出合い、会社員生活のかたわら、国内外でさまざまなヨガを学び、本格的にその世界へと導かれてインストラクターに。現在は、スタイルに捉われずにヨガを楽しんでもらえるよう、様々なシチュエーチョンやオンラインでのレッスンも行う。雑誌やウェブなどのヨガコンテンツ監修のほか、大規模ヨガイベントプロデュースも手がける。

広告

AUTHOR

磯沙緒里

磯沙緒里

ヨガインストラクター。幼少期よりバレエやマラソンに親しみ、体を使うことに関心を寄せる。学生時代にヨガに出合い、会社員生活のかたわら、国内外でさまざまなヨガを学び、本格的にその世界へと導かれてインストラクターに。現在は、スタイルに捉われずにヨガを楽しんでもらえるよう、様々なシチュエーチョンやオンラインでのレッスンも行う。雑誌やウェブなどのヨガコンテンツ監修のほか、大規模ヨガイベントプロデュースも手がける。



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

ねじり
ダンシングウォーリア
イライラや自律神経の乱れは「肝」の働きが低下しているかも?肝の経絡を整えるヨガ