お花を通じてハワイの人々に笑顔を届ける花屋「ハナプアフラワーズ」のサステナブルな取組み
コロナ禍で自宅で過ごす時間が増えたのに合わせて、観葉植物の需要も増えているそうです。植物には癒し効果もあり、風水的にも悪い気を吸い取ってくれると考えられています。生活の中に植物やお花があると気分も上がりますよね。今回はお花や植物を販売するだけでなく、生活の中で楽しくお花を取り入れたり、子供たちへの環境保護教育も行っているハワイののお花屋さんを紹介します。
2020年コロナ禍の中、ハワイのホノルルに誕生した「ハナプアフラワーズ(Hanapua Flowers)」。お店の名前は「ハナ(日本語)」「プア(ハワイ語)」「フラワー(英語)」と、色々な言語で全て「花」を意味する単語から名付けました。それと同時に「プア」には「Creative」という意味もあります。それぞれの文化や花材が融合されたフラワーショップです。
ハナプアフラワーズが大切にしているのは「人と人の繋がり」。ロコはもちろん、訪れる人誰でもお花を通じて幸せを感じるお手伝いをしたいという思いで生まれました。
ローカルの方が気軽に足を運べるお花屋さんとして、ウエディングのアレンジ、ワークショップの開催、オンラインショップなどの活動と共に、お花を通じて笑顔を届けています。
ワークショップ
Keiki Workshop
Keiki(ハワイ語で「子供」)用のワークショップは学校の夏休み中に開催されています。楽しいだけでなく、環境問題についても学べる内容です。全て土に還る環境に優しい素材を使って種を植えます。植物を育て、生育日誌をつけて行く中で植物の世話の仕方を楽しく学ぶことができます。家族みんなで参加することも可能。(所要時間1時間、10ドル)
レイポオワークショップ
毎日開催の大人気のワークショップ。「レイポオ」は「花冠」のことを指します。14インチのワイヤーをベースに、フローラルテープで花材を巻きつけて作成します。仕上げにリボンを付けて、後ろから見てもかわいい花冠を気軽に作れます。(所要時間2時間、50ドル)
その他にもハナプアフラワーズはさまざまなワークショップを開催しています。毎日開催のフラワーアレンジメントワークショップ、コサージュやブレスレットを作るワークショップ、夕方にはBYOB(Bring Your Own Beverage = アルコールを含む飲み物持ち込み可)スタイルのワークショップも。また友達同士のグループでプライベートワークショップをスケジュールすることも可能です。
全て花材から全て用意してもらえるので、初心者からでも、ハワイ旅行中でも気軽に参加できるワークショップがたくさんです。ウェディングで使うコサージュ&ブートニアをセットで作成できるワークショップもあるので、カップルで特別な思い出作りとしてもおすすめです!
サステナブルな取り組み
ハナプアフラワーズでは「Plant Exchange(植物交換)」のプログラムも実施しています。これは自分で育てた植物や余った苗や種を分け合えるサステナブルな取り組みです。自分で育てた植物がまた誰かの手に渡って、誰かの癒しになっていると思うと嬉しいですね。
お花は結婚式やパーティーなど私たちの人生を華やかにしてくれますし、観葉植物は生活に癒しをもたらしてくれます。植物を今よりももっと気軽に取り入れて、生活にを彩りを与えてみませんか。
※Workshopのお問い合わせは日本語でも可能です。
AUTHOR
寺岡早織
2003年からヨガを始め、その後ピラティスを始める。2010年BASIピラティスインストラクター資格(マット、マシン)を取得し、ピラティス指導を開始。結婚を機に2013年ハワイに移住し、その後もピラティス指導を続ける。2015年よりハワイでの日本人向けRYT200の解剖学講師を務める。2018年よりヨガ・ピラティスインストラクターに特化したプロフィール写真のカメラマンとしても活動を開始。趣味は絵を描くこと。 Instagram (ピラティスアカウント):@saori_pilates、Instagram(ハワイ写真アカウント):@saori_hi_photography
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