【続けられないと意味がない】サステナブルなエコライフ、続けるコツは?ハワイ在住カメラマンに聞いた

 【続けられないと意味がない】サステナブルなエコライフ、続けるコツは?ハワイ在住カメラマンに聞いた
Photo by Aya
寺岡早織
寺岡早織
2021-05-03

「サステナブル」な「エコライフ」を実践するとなると、なんだか大変そう…。と思ったりしませんか?そもそも続けていかなければ意味がないので、一時的な流行になってしまうのでは本末転倒。ストレスフリーな実践の仕方をハワイ在住のカメラマンAyaさんに伺いました。

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「サステナブル」なライフスタイルとは?

「サステナブル」という言葉をここ数年で耳にする機会が増えました。直訳すると「持続可能な」という意味で、温暖化や大雨による災害など、地球が抱える環境問題を解決するために生まれた言葉です。資源の無駄使いを減らし、地球の豊かな環境を持続させて行くのが目標です。

CO2の排出削減や、リサイクルの推奨など世界全体で取り組んでいる活動の他にも、食品ロスを減らす、エコバッグやマイカップを使うなど個人レベルでできる活動など、色々な活動がこの「サステナブル」の中に含まれます。

現在では少しトレンドのようにも扱われている「サステナブル」ですが、そもそもは地球環境を護るために継続していくのが本来の目的です。一時的な流行となってしまっては本末転倒です。つまり継続できることが大切。ストレスフリーにサステナブルなライフスタイルを実践しているハワイ在住のカメラマンAyaさんにお話を伺いました。

Photo by Aya
ハンドメイドクラフト(マクラメ編み、ビーチで集めた貝殻で作ったフレーム)でデコレーションしたリビング

サステナブルライフに移行しようと思ったきっかけは?

たまたま手に取って読んだ『Skinny Bitch』という本をきっかけに、お肉をできるだけやめて魚・野菜を中心の食生活に変えました(※)。ガチガチの「ベジタリアン」「ヴィーガン」ではなく「フレキタリアン」スタイルです。

「フレキタリアン」とは「フレキシブル+ベジタリアン」の造語で、基本はベジタリアンだけど、外食などではお肉も食べるというゆるめのベジタリアン。例えば友人からBBQに誘われた時にも断らなくていいのでストレスも少ないし、周りに気を遣わせることもありません。

魚・野菜に食生活をシフトしてからは身体もスッキリ軽い感じがして、今となってはこの食生活が心地よくなりました。

※全世界の温室効果ガス排出の18%が畜産業関連と言われており、牛肉生産による排出量が最も多いとも言われています。

サステナブルなライフスタイルを通じて社会への啓蒙活動

以前Sustainable Coastlines主催の地域の清掃活動に家族で参加した時に、若い女性が一人で参加していました。自分なら一人で参加しようという気にならないだろうなと思ったのでびっくりしました。

その女性が清掃活動をしている様子を、道を行き交う車の中から色々な人が見ていました。そこで気づいたのが、彼女の活動は、単に地域の清掃活動をしているのではなく、それを目にする人たちへの啓蒙活動にもなりうるということでした。

その女性が一人で清掃をしているのを見た人が、自分の行動を見直すきっかけになることで、地球環境を考える活動の輪が広がっていくことになるのです。そのことをきっかけに、周りに発信していくことの大切さに気づきました。

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寺岡早織

寺岡早織

2003年からヨガを始め、その後ピラティスを始める。2010年BASIピラティスインストラクター資格(マット、マシン)を取得し、ピラティス指導を開始。結婚を機に2013年ハワイに移住し、その後もピラティス指導を続ける。2015年よりハワイでの日本人向けRYT200の解剖学講師を務める。2018年よりヨガ・ピラティスインストラクターに特化したプロフィール写真のカメラマンとしても活動を開始。趣味は絵を描くこと。 Instagram (ピラティスアカウント):@saori_pilates、Instagram(ハワイ写真アカウント):@saori_hi_photography



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