風味だけでなく栄養も!ハーブの扱い方と活用方法
![風味だけでなく栄養も!ハーブの扱い方と活用方法]( https://images.yogajournal.jp/article/1054/ocaryDsdBhc020vIZOnML1okvezVOS0OuaQsyjcD.jpeg )
![ヨガジャーナルアメリカ版](https://images.yogajournal.jp/writer/F30kICYlrosMUx3ixX51hlv5HrKLvFiznkElNrBg.png)
ハーブは、日本の食卓においても身近で、いまや誰もが取り入れやすい食材となった。『Cooking for special diets』の著者であるキャサリン・ポレンズが、何にでも使えるこの緑の宝石の保存法や調理法についてアドバイスし、自宅キッチンで栽培するコツを紹介する。今回は「月桂樹」「パセリ」「バジル」の3つにフォーカス。
月桂樹
![月桂樹 活用法](https://images.yogajournal.jp/article/1050/T2QFWkcoI9Xs7Ukq5IjsS6RAOCzVSVhNlzaaX6qa.jpeg)
深みと香りを加えて料理のグレードを上げる種類のハーブ。風味を説明するのは難しいが、料理に入っていないと、入っていないことに気がつく。
●適しているのは…ストックやスープの風味を高める。(4Lほどの水分に対し、小さな月桂樹を1枚使う)
○試してみよう…目の粗いガーゼに月桂樹1枚、タイム小枝1本、コショウ5粒、パセリの茎2本を合わせ、料理用の糸でしっかりととめる。このハーブの束をストックかスープに加え、サーブする前に取り除く。
パセリ
![パセリ 活用法](https://images.yogajournal.jp/article/1051/OFkSi8NIBDreTMeja1WaVOpGVgbdkW6PXA3UlJ8C.jpeg)
ビタミンK(小さいもの2本で1日の必要量のほぼ40%を満たす)、ビタミンC(刻んだパセリ1カップで1日の必要量を満たす)、抗酸化物質が豊富で、料理のつけ合わせ以上の価値がある。くせがなく、 ほのかにコショウのような味わいがあり、いろいろな料理に取り入れやすい。
●適しているのは…スムージーに混ぜる、魚介類の上に散らす。
○試してみよう…スムージーを作るとき、ケールのかわりにパセリを使ってみよう。パセリ1カッ プ、リンゴ1個、オレンジ1個、バナナ1 本と氷を混ぜる。
バジル
![バジル 活用法](https://images.yogajournal.jp/article/1052/1pzHzX4bemAOjAGHafiEdjG2Qx4q1OnL8rckpwvi.jpeg)
シソ科に属するバジルは、キッチンにフレッシュな香りをもたらしてくれる。自分で育てるなら、葉が若いうちにどんどん摘むようにしよう。バジルは古くなると少し苦みが出る。(葉の摘み方は下のチャートを参照)
●適しているのは…刺激のあるリコリスのような風味で、ソースやサラダにパンチのある味わいを加える。
○試してみよう…シンプルなペーストを作ろう。フードプロセッサーにバジルの葉1カップ、パルメザンチーズ1/2カップ、パインナッツかアーモンド1/4カップ、にんにく3片、オリーブオイル1/3カップを入れ、ピュレにしよう。
ハーブは涼しいところで保存を
酸化を防ぎ(酸素は黒ずみの原因になる)、冷蔵庫の中で1週間ほど保存するためには、家に持ち帰ったらすぐタッパー に入れ、オリーブオイルかグレープシードオイルをゆっくりと表面が光るまでかけ、ぴったりしたふたをしよう。
自宅で栽培するには
下の手引きを参考にして、家の中の鉢植えのハーブを元気に大きく育てよう。
![ハーブの活用方法 リスト](https://images.yogajournal.jp/article/1053/ARiNCTy5WYT2E0blR496gtLMEtXjezNOJJGZ9MbO.jpeg)
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