【漫画】(後編)悩みを抱える主人公たちの物語｜ヨガインストラクターと主婦ちゃん

【ヨガの豆知識】鏡はいらない？人と比べない「自分軸」を育てるヨガの練習

人の目を気にして気を遣ったり、場の雰囲気を壊さないために意見を合わせたり…そんな風に人間関係の調和を取ることが得意な人は一見すると人間関係が上手くいっているように見えるもの。でも実際は自分を押し殺して周りに合わせることに疲れてしまい、『人間関係が苦手』と感じてしまうことも多いのではないでしょうか？

ヨガの練習では『人と比べない』ことを大事にします。ポーズをキレイにとることより、『自分が心地よいという感覚』を優先させるのです。ヨガを始めて間もない頃は鏡に映る他の人のポーズが気になってしまったり、自分に出来ないポーズがあると劣等感を抱いてしまったりします。でもその度に、『今の自分が心地よいポーズをとる』ことだけに集中する練習をするのです。ヨガはポーズの練習を通じて、マインドの練習（思考の癖を正す練習）をしているのだともいえます。

自分の心地よさを追求し自分の内側の声を聞いてあげることは、自分を大切にすることに繋がります。これは自分勝手なことではなく、自分を大切にしていくことこそが本当の意味での調和を保つ方法だとヨガでは教えます。自分を押し殺してしまうような我慢や気遣いは、結局は周りの人にとっても心地よい環境ではないのです。ヨガの練習を通じて、人と比べることなく自分の心地よさを追求していけたら良いですよね。そしてそれは、自分のことも周りの大切な人たちのことも幸せにしてくれる方法なのです。

漫画／三田ありさ
漫画家やっています。エッセイ「生理前にうつになる私」小学館より単行本発売中。インスタにて8年付き合っている彼氏との日常漫画描いています。→Instagram:＠mitari180703
生理前のうつ症状を緩和するためにヨガを始め、ハマる。

ヨガ監修／井上敦子
『眠りのヨガ』と呼ばれるヨガニードラを、古典的な手法に加え最先端の欧米の手法も深く学びながらクラスを展開している。指導者養成講座・コラム執筆・アプリ監修・海外リトリート主催など幅広く活動中。Instagram:@yoga_atsuko.inoue

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