【漫画】(後編)ヨガインストラクターと編集くん

【ヨガの豆知識】10分間の練習で1時間の睡眠に匹敵？！「ヨガニードラ」とは？

ヨガニードラとは直訳すると、『ヨガの眠り』とう意味です。横になった状態でリラックスし、先生のガイダンスを聞きながら内観を深めていきます。『眠り』と言っても睡眠とは異なり、身体をリラックスさせた状態で意識は保っていきます。その意識で内面を観察していく作業が『内観』です。

『内観』では、まず身体がどんな状態なのかを細かく観察し、更に自分の気持ちや感じていることをジャッジせずに観察していきます。『横になっているだけでヨガになるの？』と思われるかも知れませんが、リラックスすることも、内観をしていくこともヨガの大切な練習です。特に現代はテクノロジーの発達により、情報も人間関係も複雑化しています。絶えず外側からの刺激にさらされ、緊張や疲労を抱えやすい私たち現代人にとって、『内観』は自分らしく生きることを助けてくれる素晴らしいツールです。

10分間の練習で、1時間の睡眠に匹敵する疲労回復の効果があるとされる「ヨガニードラ」。疲労がなかなか取れなかったり忙しい人にこそ、ぜひ試してみていただきたいです。役割を手放し、ありのままの自分に戻る時間を持つことで、きっとあなたらしい毎日を送る手助けをしてくれるでしょう。

漫画／三田ありさ
漫画家やっています。エッセイ「生理前にうつになる私」小学館より単行本発売中。インスタにて8年付き合っている彼氏との日常漫画描いています。→Instagram:＠mitari180703
生理前のうつ症状を緩和するためにヨガを始め、ハマる。

ヨガ監修／井上敦子
『眠りのヨガ』と呼ばれるヨガニードラを、古典的な手法に加え最先端の欧米の手法も深く学びながらクラスを展開している。指導者養成講座・コラム執筆・アプリ監修・海外リトリート主催など幅広く活動中。Instagram:@yoga_atsuko.inoue

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。