セレブトレーナー、ジリアン・マイケルズが顧客にアドバイスする「ダイエット停滞期を乗り切る3か条」
女優のジュリア・ロバーツやシンガーのP!NKのトレーナーであり、エクササイズDVDや番組をプロデュースしているセレブトレーナーのジリアン・マイケルズ。彼女がダイエットのスランプ期を乗り切るコツを披露している。
ダイエットを始めたばかりの頃は体重がストンと落ちて、モチベーションもキープできるもの。でもそのうちになかなか体重が減らないフェーズに突入、悩んでしまった人も多いのでは? そんな人のためにセレブトレーナーのジリアン・マイケルズがダイエットスランプ期を克服するコツを自身のサイトで伝授している。クリスマスや年末年始に増えた体重を戻したい、でも停滞期に入ってしまったという人はぜひ参考にしてみて。
食べ物を記録する
「ダイエットのスランプ期というものは基本的にない!」と厳しく語るジリアン。細部に注意を払わなくてはいけない時期に入っただけ、だと説明している。「ダイエットを始めたばかりのときにはちょっと食事や運動を変えただけで大きな変化が出るもの。でもそれは最初の1か月だけ。だからもしそこからさらに減らす必要があるなら細かい部分に気を配って」。それには食事を厳密に記録することが有効だとジリアンはアドバイス。「食事をすべて記録するのは大変。でも『American Journal of Preventive Medicine(予防医学に関する専門誌)』は日常的に食事内容を記録している人の方がダイエットに成功するという調査結果を掲載している」。細かく記入すれば、知らず知らずのうちにカロリーの高い飲み物を飲んでいたり調味料を使っていたりすることに気がつく。「意識できたら、次にその部分を改善するようにして」とジリアン。
食べる量を”少しだけ”増やす
意外なことに聞こえるけれど、ジリアン曰く「これは停滞期を乗り切るベストな方法」。「あまりにも食べる量を制限してしまうと体は本能的に脂肪を溜め込もうとしてしまう。だから数日間だけ休みをとって摂取カロリーを10%増やしてみて」。そうすると体が脂肪を溜め込まなくても大丈夫だと判断、燃焼させようと再び動き出すのだそう。気をつけるのは「食べすぎてはだめ。できれば摂取すべきカロリーを500キロカロリー程度下回るようにする程度にする」。食事制限を頑張りすぎているようなら、この方法を試してみるのもよさそう。
ワークアウトを変えてみる
「どんな人でもエクササイズを続けているうちに体がそれに慣れてしまう」とジリアン。最初はつらかったワークアウトメニューも楽にできるようになると効果が薄れてしまうそう。とはいえ大きく変える必要はなし。「ほんの少し負荷を増やしたり、動かす筋肉を変えるだけでいい」。ヨガならいつもとは違うポーズに焦点を当てるのでもいいし、異なるクラスに参加してみるのでもよいそう。「同じ体の部位でもエクササイズを変えるだけで違う動き方をする。そうすると燃焼効果もアップする」。
ライター/長坂陽子
ライター&翻訳者。ハリウッド女優、シンガーからロイヤルファミリー、アメリカ政治界注目の女性政治家まで世界のセレブの動向を追う。女性をエンパワメントしてくれるセレブが特に好き。著書に「Be yourself あなたのままでいられる80の言葉」(メディアソフト)など。
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