日本未上陸「ケイト・サマーヴィル」から揺るぎやすい敏感肌のスキンケアルーティンのためのアドバイス
だんだん空気が乾燥してくるこれからの季節は、敏感肌の人にとって油断大敵。さらに今年はマスク着用必須の秋冬だけに、より丁寧なケアも欠かせない。そこで、セレブ御用達の敏感肌スキンケアブランド「ケイト・サマーヴィル」が、敏感肌の人のためのとっておきの秘策を伝授してくれた。
「とにかく週末は絶対に仕事をしないことにしているの。特に日曜日はね。以前仕事をし過ぎて“燃え尽き症候群”になってしまったの。だからこれは大事なアドバイスですが、いくら仕事が大好きでも、美容のためには絶対に自分自身をケアしたりエネルギーをチャージするために“離れる”時間も必要だということを覚えておいてね」。そう米誌に語るのは、スキンケアブランド、「ケイト・サマーヴィル」のファウンダーのケイト。ブランド創業当初から“敏感肌のためのベストコスメ”の代名詞でもあった「ケイト・サマーヴィル」を愛用するセレブは、エリザベス・オルセンからメーガン・マークルまで、美肌が命の女優達ばかりが名を連ねる。
もともとケイト自身がセレブ御用達のフェイシャリストである事から、そのアイテムの一つ一つには、確かな効果をもたらすための彼女ならではのプロとしての視点とこだわりが詰まっている。そんなケイトがブランドを立ち上げた理由は、自身の超敏感肌にずっと悩まされ、その肌質に合う化粧品がなかったからだという。
「私の肌はもともと湿疹ができやすくて、とても敏感なの。だからなかなか合う化粧品が見つからなくて…それに50代に突入してからは、エイジングケアにも気を使うようになったから、なおさら化粧品選びには苦労したわ」とケイト。そして彼女同様に敏感肌に悩む女性達に、こうアドバイスする。
「私は、季節の変わり目や肌の状態によって使うアイテムを変えても、基本的にはそんなに頻繁に化粧品を変えることはしないわ。私と同じ敏感肌の人に一番伝えたいのは、まず“手入れし過ぎない”こと、そして一度決めたルーティンはあまり変えないことが肌にとっては良いということ。使う化粧品の数も最低限に留めることも重要よ」さらに、彼女自身のスキンケアルーティンをこう続ける。
「まずクレンザーで肌を洗浄してから、モイスチャライザーで潤いを肌に閉じ込めるの。そして、大気汚染が酷い場所に出かける時には、外的刺激対策をしっかりしてくれるアイテムで肌をガードしてから、仕上げにUVカットをしっかり塗って。特に敏感肌の場合、SPFは最低でも30の製品でUVをしっかりカットすることが大切よ」。
そして夜はメイクをしっかり落とした後は、保湿と油分のバランスを取るケアを中心にしているそう。
同時に、敏感肌の場合は全身のケアもしっかり行うことが重要だという。「敏感肌だから、当然使えるアイテムも限られてくるわ。そこで私が使っているのがオイル。これ1本でフェイシャルからヘアまで、ボディをトータルでケアできるからお勧めしたいわね」。
ライター/横山正美
ビューティエディター/ライター/翻訳。「流行通信」の美容編集を経てフリーに。外資系化粧品会社の翻訳を手がける傍ら、「VOGUE JAPAN」やデジタルメディア「VOGUE CHANGE」等でビューティー記事や海外セレブリティの社会問題への取り組みに関するインタビュー記事等を執筆中。
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