「踏み込むと膝が痛い…」痛みの原因&ヨガで膝を痛めないためのセルフケア
膝を痛めないためのセルフケア
ヨガのポーズは、正しく行えば体のメンテナンスになりますが、不安定な状態で行うと、思わぬケガに繋がる可能性もあります。ポーズの安定にかかせないのは土台です。膝の痛みを防ぐためには、ふくらはぎや太腿など大きな筋肉のストレッチも大切ですが、足の裏や指など、足元の可動域と柔軟性はより重要です。膝の負担を軽減するための予防策として、ヨガをする前や日ごろのセルフケアとして取り入れてみましょう。
1.足指のストレッチ
まず、足の指を大きく広げてみましょう。広がらない人は、手を使って前後左右に開くようにストレッチします。手の指を絡めて行う、足指を反らせたり丸めたりするストレッチも、準備運動としておすすめです。ほぐれてきたら、グー、チョキ、パーの形をつくる足指じゃんけんにも挑戦してみて!
2.足裏・甲のストレッチ
両手で足の側面を持ち、しならせるように足裏や甲を広げてストレッチします。
次に足の甲とつま先をもって、雑巾を絞るようにほぐしましょう。土踏まずと小指側の側面をしっかりほぐすと、マットに立った時の安定感に違いが出てきますよ!
3.かかとのマッサージ
かかとは意外と疲れが溜まりやすく凝りやすい部分です。かかとも柔らかくほぐしてあげましょう。土踏まずのアーチを保ち、足の指からかかとまで、足全体をほぐします。足首、くるぶしも同様にほぐしてあげると更に効果的!
最後に
裸足でいる機会が少なくなった今、足の裏や指で、直接地面を踏む習慣はなくなりつつあります。ヨガで裸足になってはじめて、不安定さに気づくことも多いのではないでしょうか?立つことも、歩くことも、ポーズをとることも、足元を整えることで安定し、膝への負担を和らげます。それでも膝に痛みを感じる時は、踏み込み方を見直し、つま先より膝が出ないように注意したり、膝頭がねじれて入っていないかなど気をつけてみましょう。今回紹介した方法を参考にして、快適にヨガ楽しんでくださいね!
ライター/須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心に活動中。スタジオだけでなく、オフィス出張、屋外など多くの場でレッスンを実施。陰ヨガ・リストラティブヨガからパワーヨガまで、静と動のバランスを大切にヨガの指導を行う。初心者が気軽に参加できるオンラインのクラスも開催中。ヨガと共にアロマの学びを深め、ヨガとアロマのある暮らしを提案する。RYT200取得/フェイシャルヨガTT/骨盤底筋トレーニングヨガTT/リストラティブヨガTT/陰ヨガTT/NARDアロマアドバイザー/yuica日本産精油スペシャリスト
Instagram:@reiyoga.reikosudo
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