パスタ禁断症状も怖くない！グルテンフリー生活を成功させるたったひとつの方法

私はキッチン用品に目がない。数年前はパン焼き機に夢中だった。また、短期間ではあったが、ホットサンドメーカーやワッフルメーカー、フォンデュポット、野菜の水切り器を誇らしい気持ちで所有していた時期もあった。小さな道具については聞かないでいただきたい。ポテトマッシャーや玉ねぎのみじん切り機など、毎日の料理では使われなかった道具が山ほどある。

そんなわけで、ベジヌードルスライサーが新たな必需品として話題になった時には、すぐに飛びついた。ベジヌードルスライサーは鳴り物入りの商品だった。手に持つか調理台に置いて使うシンプルな作りで、新鮮な果物や野菜を長いリボン状にして、ポテトやご飯などの炭水化物の代わりに使ったり、ソテーしたり焼いたり、揚げたりオーブンで焼いたり、あるいはそのまま生で食べて、野菜や果物の摂取量を増やせるというのだ。好きな果物や野菜を入れてハンドルを回すだけで、ズッキーニの「ヌードル」やくるくるカールしたサツマイモのフライドポテトも作れるのだ。

毎日使える＆飽きずに使える！不思議なキッチンツール

グルテンには神経質だがパスタ好きの私は、買う気になった。ただ内心、ほかのキッチン用品のように、いずれガレージセールに出すことになるだろうと思っていた。ところが、あれから1年経った今でも、ベジヌードルスライサーはキッチンカウンターに鎮座していて、コーヒーメーカーと同じくらい頻繁に利用している。アメリカ栄養食事療法学会のメディアスポークスマンを務める登録栄養士のサラ・ハースは、こう言うだろう。私のベジヌードルスライサーもキッチンカウンター上に定位置を獲得したが、それは当然のことだと。ハースはこう語っている。「野菜の摂取量が多いほど体によいということを誰もが理解してきています。ベジヌードルスライサーは、さまざまな野菜中心の料理を作っておいしくいただく、最も簡単で最高の方法だと思います」。
ハースが「簡単」と言うように、生のビートやジャガイモ、カボチャなど岩のように硬い野菜でも、ほんとうに簡単に切ることができる。 

「家で料理をする人の多くは、包丁をうまく扱えないため、硬くて切りにくい野菜を買いません。ベジヌードルスライサーを使えば、カブや根セロリのような野菜の下ごしらえが簡単になるので、レシピに取り入れようという気になります」。ハースによると、ベジヌードルスライサーのおかげで彼女のクライアントの多くが、料理のマンネリを脱して、野菜の摂取量を増やすことができたという。

「野菜がパスタに見える」というだけで食欲も増す

また、お皿いっぱいに盛り付けられた野菜がパスタのように見えれば、はるかに食べやすくなるというものだ。パスタはいわばおふくろの味だ。さらにハースは、パスタにすればソースやスパイスでさまざまな味つけを試そうとするので、同じ野菜をそのまま食べるよりも満足度が高くなることも指摘している。
すでにベジヌードルスライサーに夢中で、よく見られるズッキーニヌードル以外のレシピを試したいと思っている方も、ベジヌードルを初めて試してみたいと思っている方も、読み進めてレシピのヒントにしていただきたい。

ベジヌードルスライサーをうまく使うための5つのコツ

1.突き出ている部分を取り除く

ズッキーニは凹凸がないのでスライスしやすい。同じように作りやすくするには、根菜（ビートやカブなど）は皮をむき、ブロッコリーの茎などは突き出ている部分を取り除く。

2.端を切って平らにする

こうするとスライサーのハンドルを回す時に野菜が安定する。

3.大きな野菜は半分に切る

長さが20センチ以上もある野菜をスライスしようとすると、スライサーをうまく使えない。

4.少し力を入れる

（ジャガイモ、ビート、根セロリなど）一部の野菜はズッキーニやキュウリなどの野菜よりも硬くてスライスしにくい。ためらわずに少し力を入れてみよう。

5.「ベジヌードル」以外の選択肢も考えよう

「パスタ」を作れるのは当然だが、ベジヌードルをフードプロセッサーに入れてベジ「ライス」も作れるし、卵と混ぜて揚げればフライにもなる。ハースはレタスの代わりにズッキーニヌードルやキュウリヌードルを使ってサラダにしたり、ほかのベジヌードルをタコスやサンドイッチにはさんだりしている。ベジヌードルの可能性は無限だ。

日本でも買える！人気のベジヌードルスライサーカタログ

OXO（オクソー）ベジヌードルカッター

 

少し力が必要だが、あまりお金をかけずにベジヌードルを試すことができる。\2,592（税込）／OXO

Joseph Joseph スパイロ 3in1 ベジヌードルカッター

 

3種類のブレード付きで、様々な野菜や果物を均一の細さにカットできる。￥1,944（税込）／Joseph Joseph

 

ライター
ミーガン・ラビット。『ヨガジャーナル』のシニア・エディターを務めている。

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