胃腸の冷えが老化の入り口?内側から体を温める簡単習慣&ツボ押しセルフケア

 胃腸の冷えが老化の入り口?内側から体を温める簡単習慣&ツボ押しセルフケア
Adobe Stock
須藤玲子
須藤玲子
2020-11-27
広告

胃腸を冷やさない生活習慣のポイント

下半身の筋肉を使おう

冷えの改善にはまず運動ですが、最初はハードルを上げず、1日5分10分程度でできる運動からやってみましょう。おすすめは下半身の筋肉を使う運動です。なぜなら、下半身には大きな筋肉があり、その筋肉を使うことで血流がよくなり熱を生み出しやすくなるから。室内ならその場で足踏みをするだけでもOK!ウォーキングや縄跳び、下半身を強化するトレーニングもおすすめです。楽しめて継続できそうなことから始めましょう。

体を温めて腸内環境を整えよう

胃腸の働きを活発にすることも大切です。おすすめは朝一の白湯。朝は体に残った物を排出するため、腸が働きやすくなる時間帯です。コーヒーの前に白湯で身体のクレンジングを!腸内環境が整い、便秘も解消!不要な物を溜めないことで内臓は活性化され、冷えにくくなります。更に朝食に温かいスープやみそ汁を摂ると、体全体がぽかぽかしてあったまりますよ!体を温める効果のある食材も知っておくといいでしょう。例えば、

・生姜、唐辛子、シナモン、山椒などのスパイス類

・玉ネギ、ニラなど血の巡りを良くする食材

・納豆、味噌、甘酒、漬物などの発酵食品

その他、寒い地方で育つものや冬が旬の食材、おでんや鍋など冬に好まれる料理もおすすめです。

自律神経のバランスを整えよう

自律神経は、体温調節や内臓の働きを整えることから、ストレスケアなど精神面においても重要な役割を果たしています。バランスの乱れが、心身全ての不調につながると言っても過言ではありません。自律神経は、生活習慣とリンクすると考えられています。そのため、バランスのよい食事、適度な運動、質の良い睡眠など、基本的な生活習慣を整えることが重要なポイントです。

ツボ押しでセルフケアしよう

体を温め、血流の改善や自律神経のバランス調整に効果的な「三陰交」と呼ばれるツボを紹介します。

三陰交
三陰交/IllustAC

「三陰交」は、内くるぶしのふくらんだ部分から指4本分上、骨のキワにあるツボです。指で押す場合は、爪を立てず、指の腹を使うこと。2~3秒かけてゆっくり一定の強さで押し続け、数回繰り返します。ツボ押しグッズを活用してもOK!痛すぎない気持ちよい強さが目安です。湯船に浸かりながら、また、ヨガやストレッチの前にもやってみるといいでしょう。

最後に

胃腸をはじめとする内臓の冷えは、手足など末端から徐々に進行すると言われますが、目に見えない体の内側が冷えているため、自覚できないことも多いようです。また、気付かずに冷えを悪化させる習慣を続けてしまうケースもあります。「冷えは老化の入り口になる」そのことを忘れずに、常に体を冷やさないように心がけることが大切ですね!

ライター/須藤玲子

2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心に活動中。スタジオだけでなく、オフィス出張、屋外など多くの場でレッスンを実施。陰ヨガリストラティブヨガからパワーヨガまで、静と動のバランスを大切にヨガの指導を行う。初心者が気軽に参加できるオンラインのクラスも開催中。ヨガと共にアロマの学びを深め、ヨガとアロマのある暮らしを提案する。RYT200取得/フェイシャルヨガTT/骨盤底筋トレーニングヨガTTリストラティブヨガTT陰ヨガTT/NARDアロマアドバイザー/yuica日本産精油スペシャリスト

Instagram:@reiyoga.reikosudo

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

広告
  • 2
  • /
  • 2



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

三陰交