"世界No1スーパーインフルエンサー"フーダ・カタン率いる「HUDA BEAUTY」の魅力
カイリー・ジェンナーを始め、トップビューティー・インフルエンサーたちが続々ブランドを立ち上げるなど、ここ数年活況な世界のビューティービジネス界。そのビジネスモデルを作り上げたのはパイオニアのひとりであるこの人、フーダ・カタンだ。ブランド立ち上げから7年、本格的な日本上陸が待ち遠しいブランド「HUDA BEAUTY」を直撃!
「もし私と同じようにインフルエンサーとしてビューティービジネスをスタートしたいなら、相当の覚悟が必要よ。見た目はとても華やかかもしれないけど、その実はチャレンジの連続。子供を産んで育てるのと全く同じよ」と米TVインタビューでビジネス成功の秘訣をこう語ったのは、「フォーブス」誌選出の世界トップ10ビューティーインフルエンサーの常連あり、自らのブランド「HUDA BEAUTY」を大成功させたフーダ・カタンだ。
現在ドバイ在住、アメリカ・オクラホマ出身のイラク系アメリカ人。大学では経済学を専攻し、メイクアップアーティストとしてそのキャリアをスタートした。2010年にメイクのハウツー等披露するブログを開設し、あまりの反響ぶりから2013年に遂に「HUDA BEAUTY」を立ち上げ、“付けまつ毛”をメインにアイテムを展開。するとあのキム・カーダシアン・ウェストがいち早く愛用したことで、世界中にその名が知れ渡ることとなる。
現在はアイテム数もファンも爆発的に急増し、彼女自身の純資産もなんと107億とも言われるまでに成長した。しかし、順風満帆に見える彼女のキャリアだが、成功に至るまでには先の彼女の言葉を裏付けような苦い出来事も。
「私のビジネスに投資家たちが投資をしてくれるのは本当に素晴らしいこと。私は本当に恵まれていると思ってた。でも(付けまつ毛以外で)最初に作ったコンシーラーが大失敗に終わって、結局多額の損失を出したの。でも、この一件は本当に良い教訓になったわ」とも語っている。
モナとアーリヤという二人の姉妹のサポートで立ち上げ、今やインフルエンサーコスメのパイオニアのひとりとしてその名を世界に馳せる「HUDA BEAUTY」。最近スタートしたヴィーガン&クリーンスキンケアライン「Wishfulskin」は、彼女がかねてから注目していたという日本&韓国メインで作っているとのこと。機会があれば、その実力を自らの肌で試してみて欲しい。
ライター/横山正美
ビューティエディター/ライター/翻訳。「流行通信」の美容編集を経てフリーに。外資系化粧品会社の翻訳を手がける傍ら、「VOGUE JAPAN」やデジタルメディア「VOGUE CHANGE」等でビューティー記事や海外セレブリティの社会問題への取り組みに関するインタビュー記事等を執筆中。
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