フィットネス系ヨガで筋力アップ!人気ヨガ講師・西浦りさ先生のシークエンスづくりのコツは
ときには筋力アップ&ダイエットのためにヨガがしたい! そんなとき、ヒントになるのがフィットネスクラブのクラスで開催されているヨガ。体をしっかり動かすことを目的とした〝強度を楽しむヨガ〟のシークエンスづくりについて、西浦りさ先生が教えてくれました。
1.クラスのはじめはチャイルドポーズで鎮静
フィットネスクラブのスタジオは照明が明るかったり、音楽がにぎやかだったりすることも。そのため、最初にチャイルドポーズを取り入れて心を鎮め、集中力を高めます。
2.筋肉は自重マッサージでしっかりほぐすとポーズがスムーズに
筋肉を伸ばすのは、その部分を丁寧にほぐしてから。たとえばダウンドッグの前は、自重を使い、ふくらはぎを十分ほぐしてから行うと、ポーズが深まりやすくなります。
3.ジャンプして脚をスイッチなど、レクリエーション性も大切に
ちょっとした遊び心を入れると、やる気がさらにUP! たとえばランジのポーズで脚の前後を入れ替えるときには、ジャンプでスイッチ。心拍数を上げるとともに、楽しさを感じてもらうのに効果的。
4.シャヴァーサナの前はゆるい前屈でクールダウン
上がったテンションを鎮めるため、シャヴァーサナの前に前屈でリラックスします。
西浦先生のシークエンスつくりのコツ
フィットネスクラブのヨガは、参加する人の目的が筋トレ後のストレッチ代わりだったり、身体機能の向上のためだったりと、さまざまなのが特徴という西浦先生。そこで専門のヨガスタジオと違って、心拍数を高めるためにジャンプなどの動きを多めに取り入れるそうです。「実際のアーサナはヨガスタジオで教えるものとほぼ同じでも、ポジションの移動や左右の足をスイッチするときに変化をつけてアクセントにしています」。心地よく汗をかきたいときや、ヨガインストラクターの場合はいつものクラスに変化をつけたいときにマネしてみては。
教えてくれたのは……西浦りさ先生
アクロヨガジャパン代表。アクロヨガ正式指導者。「アクロヨガをブームではなく流派に」という思いでクラスやイベントを担当。海外でも精力的に活動している。
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