ハムストリングスをほぐす3つの方法|硬くなったもも裏をほぐすには?理学療法士が教える前屈上達法

 ハムストリングスをほぐす3つの方法|硬くなったもも裏をほぐすには?理学療法士が教える前屈上達法
Getty Images
堀川ゆき
堀川ゆき
2019-06-06

ヨガをやっていて、立位前屈のウッタナーサナや、坐位開脚前屈のウパヴィシュタコーナーサナなど、「前屈のポーズが苦手!」という方は多いはず。背中の硬さや、お尻やもも裏の筋肉の硬さ、骨盤の前傾という動きが伴っていないなど、前屈ポーズがうまくできない原因はいろいろですが、今回は最も大きな原因となる、「ハムストリングス」というもも裏の筋肉の硬さを解消する方法を教えます。

広告

ハムストリングを柔らかくする3つの方法

「ハムストリングス」とは、ももの裏側にある筋肉で、坐骨から始まって膝の裏の腓骨と脛骨につながるとても大きな筋肉です。3つの筋肉からできていて、膝を曲げたり、股関節から脚を後ろに伸ばすような動きで働く筋肉です。

その筋肉が硬いと、どうしても前屈ポーズの時にもも裏が突っ張ってしまい、ポーズが深まりません。それどころか、ハムストリングスが硬いことで、姿勢が崩れたり、肉離れなどの怪我を起こしやすかったり、腰痛や脚の痺れなどの弊害まで起こしてしまうことがあります。そこで、ハムストリングスを柔らかくする方法を3つ、伝授します。

坐骨から始まって膝の裏の腓骨と脛骨につながるハムストリングスの筋肉
坐骨から始まって膝の裏の腓骨と脛骨につながるハムストリングスの筋肉/Illustration by Illust AC ぷりこ

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

広告



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

坐骨から始まって膝の裏の腓骨と脛骨につながるハムストリングスの筋肉
サランラップの芯や麺棒をマッサージローラー代わりに使います
ハムストリングのセルフ筋膜リリース
ウッタナーサナで内旋をし筋膜リリース
ウパヴィシュタコーナーサナで内旋をし筋膜リリース
ウッタナーサナで相反神経支配を利用しハムストリングスを緩める
ウパヴィシュタコーナーサナで相反神経支配を利用しハムストリングスを緩める