【冬に増加!お尻の硬さが原因】腰痛と下半身の冷えをまとめてケアできる「簡単お尻ほぐし」
「長時間座っているせいか、腰が重だるい」「お尻まわりのお肉がガチガチに硬い」「下半身の冷えがツラい」などのお悩みがある人。デスクワークや家事など、同じ姿勢で過ごす時間が長いと、股関節を動かす機会が少なくなり、それがお尻まわりの筋肉をこわばらせてしまう原因になっています。そこで今回は、腰痛や冷えが気になる人におすすめの「お尻ほぐし」についてご紹介します。
お尻の筋肉が硬いと腰痛になりやすい
お尻には、大臀筋・中臀筋・小臀筋など、骨盤や股関節の動きを支える筋肉があります。これらの筋肉は、歩く、立ち上がる、階段を上るといった日常動作で働き、骨盤を安定させる役割も担っています。
普段から長時間座って過ごすことが多い人は、お尻の筋肉があまり使えていません。その結果股関節まわりの動きが硬くなっている場合が多く見られます。
股関節の動きの悪さも腰痛を引き起こす
股関節の動きが制限されると、身体を前に倒す、立ち上がる、歩くといった動作の中で、腰がその動きを補おうとします。その結果、腰まわりに負担がかかり、痛みや張りにつながってしまいます。
腰痛の原因はさまざまあり、お尻の筋肉の硬さだけが原因とは限りません。とはいえ、腰が痛いからと腰にばかり意識を向けるのではなく、お尻や股関節の状態にも目を向けることが、腰痛の予防改善に効果的だと言えます。
「筋膜」にも注目
もうひとつ注目したいのが、「筋膜」です。筋膜とは、筋肉や臓器などを包み、身体の組織同士をつなぐ結合組織のこと。筋肉をひとつずつ独立して包んでいるだけでなく、周囲の組織と連続しながら、全身に広がるネットワークを形成しています。
例えば、腰から背中にかけて広がる胸腰筋膜は、お尻の大臀筋や広背筋などとも機能的につながり、身体を支えたり、動作を安定させたりする働きに関わっています。
つまり、腰とお尻は別々の部位のように見えても、身体の動きの中では互いに影響し合っているのです。
こうした身体のつながりからも、腰が気になるときに腰だけをケアするのではなく、お尻まわりにも目を向けなくてはいけないことがわかると思います。
お尻をほぐすことは冷え対策にもつながる
気温も下がってきて、「下半身の冷え」が気になってきた人もいるのではないでしょうか。実は、冷えもお尻の硬さと関係があります。
お尻には大臀筋をはじめとする大きな筋肉があり、歩いたり、立ち上がったりするときに身体を動かす力を生み出しています。筋肉は活動すると熱を生み出すため、日常的に身体を動かすことは、体温の維持や血行を促すうえでも大切です。
一方、長時間座りっぱなしで過ごしていると、下半身の筋肉を動かす機会が減ってしまいます。そんな時は、お尻や股関節まわりをほぐすストレッチや軽い運動を取り入れてみましょう。筋肉を動かす習慣こそが、身体を温めるためのセルフケアのひとつになります。
冷え予防は運動以外にも
お尻をほぐすだけで冷え性が改善するわけではありません。適度な運動のほか、入浴、衣服による保温なども組み合わせながら、身体をいたわっていきましょう。
日常的に腰をいたわり冷えを予防する習慣を
腰がつらいとき、つい痛みのある部分ばかりに意識が向きがちですが、身体はそれぞれの部位がつながり、互いに支え合いながら動いています。腰だけでなく、お尻や股関節まわりの状態にも目を向けることは、普段の姿勢や身体の使い方を見直すきっかけにもなります。
長時間同じ姿勢が続いたら、こまめに立ち上がる。少し歩いたり、股関節を動かしたりする時間をつくる。そんな小さな習慣も、身体を心地よく保つために役立ちます。
腰痛や冷えの対策に!簡単お尻ほぐし
腰まわりの負担をやわらげ、身体を軽やかに動かすための、セルフケアをご紹介します。毎日続けることで、お尻まわりの筋肉が少しずつほぐれていくでしょう。
①脚を揃えて床に座り、両脚を立てて片側に倒します。
②倒したまま膝をぴったり重ねます。
③下になった方の手を床について、お尻を前後に動かしほぐします。
④下になった方のひじを床について、お尻の横もまんべんなくほぐします。
※上半身を床に向けて、両手を床について行っても構いません。
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