「朝起きた瞬間から体が重い…」寝ても疲れが取れない人が不足しがちな“影の栄養素”
一晩しっかり眠ってもなんだか体が重い、だるさを感じる…。多くの方が一度は経験のある「疲労」。すぐに回復すれば問題ないのですが、症状が続くのは体にある栄養素が足りていないからなのかもしれません。この記事では、慢性的な疲労を感じる方に積極的にとってほしい栄養素をご紹介します。
疲れたときに体に起こる症状
「疲れ」は、生活習慣の乱れや精神的、身体的ストレスが脳や体に負担をかけることで起こります。主な症状として、思考力や集中力の低下、寝ても疲れがとれない、気分が落ち込む、だるさを感じる、すぐに座り込んでしまうなどがあり、食事内容や生活習慣の影響だったり、長期間長引く場合は病気が隠れている場合もあります。
現代の日本人は常にストレスにさらされている方が多く、普段の生活で疲れを感じやすくなっている人が増えているようです。痛みや発熱などと違って軽く見てしまいがちな疲労ですが、ただの疲れと思わずにきちんと対処することが大切です。
疲れやすい人に足りていない栄養素とは?
- 糖質
疲れを感じるのは、単純に体のエネルギーが足りていないということが考えられます。糖質(炭水化物)は、摂取すると体の中で分解され体を動かすエネルギーとなる栄養素。食べすぎると肥満につながりますが、食べなさすぎても体を動かす材料が足りなくなるため疲労感を感じやすくなります。
- ビタミンB群
ビタミンB群は、摂取した糖質や脂質、たんぱく質を効率的にエネルギーに変換するためになくてはならない栄養素です。とくに、豚肉やウナギなどに含まれるビタミンB1、レバーや納豆に含まれるビタミンB2、玄米やレバー、マグロやカツオなどの赤身の魚に含まれるビタミンB6が疲労回復に効果的!ビタミンB群は水溶性ビタミンなので摂りすぎても過剰になることは少なく、むしろ1日の中で何度かに分けて摂取することが大切です。
- 鉄分
鉄分は血液中のヘモグロビンを構成する成分のひとつで、体内のあらゆる場所へ酸素を運搬する大切な役割があります。鉄分が不足すると貧血になり、疲労感、倦怠感、食欲不振などの症状がみられるように…。とくに女性は月経により鉄分が不足しやすいので積極的に摂取しましょう。レバーや牛肉、マグロやカツオなどの赤身の魚、しじみやあさりなどの貝類にも多く含まれます。
その疲れ、体の疲労?心の疲労?
疲れは大きく分けて「体の疲労」と「心の疲労」に分けられます。疲労回復を図るには、まずどちらの疲労なのか少しの時間自分と向き合う時間を作ってみましょう。
原因が体の疲労の場合、まずは睡眠、ストレッチやマッサージを行いゆったり過ごすことで体力の回復を図ります。単純に睡眠時間が足りていないときは睡眠時間の確保を、眠っても疲労感が抜けないときは質の向上を意識することが大切です。睡眠の質を向上するには、寝る2時間前には食事を終える、湯船で体を温める、寝る前のアルコールやカフェインは避ける、バランスの良い食事を心がけると効果的です。
さらに、疲れているときこそあえて軽く体を動かすという、「アクティブレスト」という疲労回復法も。血行の改善とそれによる疲労物質の除去、自律神経が整うなどのメリットがあります。休息や睡眠とのバランスをみながら実践してみましょう。
また、休日に家でゴロゴロしていると、夕方ごろになって自己嫌悪に陥ってしまった経験はありませんか?原因が心の疲労の場合、心のもやもやを切り離すため、気分転換ができる買い物や散歩などのちょっとした外出がおすすめです。外出することによって日光を浴びると、体の中で精神を安定させる働きが期待できる「セロトニン」が分泌されます。さらに「ビタミンD」も合成され、気分や意欲の向上が見込めますよ。
仕事は休日になると切り離すことができますが、家事や育児は365日休みがありません。完璧はいったん手放してやらないことを決め、家族で協力しながら自分一人になる時間を少しでも確保できるといいですね。
まとめ
慢性疲労に悩む方が不足している栄養素をご紹介しました。毎日バタバタと過ごしていると食事の内容や生活習慣まで気が回らないことが多いですよね。さらに現代の複雑な疲れは、体の疲労と心の疲労ではっきりと分けられないものも多くあります。その場合は、自分の心が求める休養を試してみてくださいね。
参考サイト
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