【睡眠時間を増やす実験で大学生の成績が向上】規則的な睡眠習慣で、夜間のスクリーンタイムも減少

【睡眠時間を増やす実験で大学生の成績が向上】規則的な睡眠習慣で、夜間のスクリーンタイムも減少
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HIDEMI
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2026-10-09

新たな研究では、大学生の睡眠時間を増やすことで、成績も向上する可能性が示された。

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大学生の睡眠習慣を調査

研究対象となった学生の睡眠時間は平均で1晩6.6時間で、平日に推奨される7時間以上の睡眠を取っていた学生は43%だった。85%の学生は、平日のうち少なくとも1日は睡眠時間が7時間未満だった。また、約半数は平均就寝時刻が午前1時を過ぎており、4人に1人は午前2時を過ぎていた。

研究者らは学生が装着したウェアラブル端末から睡眠に関するデータを取得し、専用アプリを使用して就寝時間のリマインダーや朝のフィードバックを送信した。7時間の睡眠目標を達成した学生には、1晩につき4.75ドルを報酬として支払った。学生らは毎週、メンタルヘルスや認知機能についてのアンケートにも回答し、その回答から睡眠パターンと学生の日々の生活やストレス、学校での生産性の関係を調べた。

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睡眠時間の増加で成績も向上

結果、学生が7時間以上眠った夜は26%増え、1晩あたりの睡眠時間も平均19分増加した。学生らは検証期間終了後も開始時点より長く眠っていた。ただし報酬やリマインダーがなくなると効果は小さくなり、睡眠時間の増加は1晩あたり8分にとどまった。

また、検証期間中は平均成績が0.075~0.089ポイント向上し、翌学期にも同程度の効果が続いていた。睡眠時間の増加による成績への効果は1年生で最も大きかった。特に、STEM分野(科学・技術・工学・数学)の科目や正午前後に行われる授業で効果が大きかった。

研究に参加した学生はより規則的な睡眠習慣を身につけ、夜間のスクリーンタイムも減少した。身体活動量や学期末のメンタルヘルスには大きな変化がみられなかったが、検証期間中は、ストレスに対処しやすくなったとの回答が得られた。

効果は比較的小さく、今後の研究で同じ結果が得られるかを確かめる必要がある一方、睡眠を改善することで学業成績の向上が確認されたことは、非常に有望な結果となっている。

学校や職場への応用も期待

研究者らによると、今回のGPAの改善は奨学金などの金銭的な支援による学業支援で得られる成績向上と同程度か、それ以上だったのに対し、かかった費用はその一部にとどまった。

「これらは比較的手軽な取り組みであるため、さまざまな環境に取り入れて効果を検証できるため期待しています。大学だけでなく、学校や職場にも応用できる可能性があるのです。」と、研究を率いたピッツバーグ大学の医療経済学者オセア・ジュンテラ氏は述べている。

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専門家による睡眠習慣改善のヒント

トロント大学看護学部教授のロビン・ストレムラー氏によると、睡眠習慣の改善には、特に学生の場合、毎日決まった時間に寝起きすることが重要だという。なかでも毎朝決まった時間に起きることが日中にすっきり過ごすためのポイントだと強調する。

「その理由の1つは光が概日リズムを整える重要なキーになるからです。朝に日光を浴びるか、少なくとも明るい光を浴びることが体内時計を整えるうえでとても大切です。そして、寝る前は暗い環境で過ごすようにするとよいでしょう」と述べる。

また、食事の時間も概日リズムに影響すると指摘し、「朝食を取ることも、体に起きる時間だと知らせる合図になります」と述べている。

出典

https://www.ctvnews.ca/health/article/how-changing-sleep-habits-could-help-improve-academic-performance-for-students/

https://www.sciencealert.com/a-simple-change-to-sleep-directly-boosts-academic-performance-study-reveals

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