【尿もれ、ぽっこりおなかの原因に】「骨盤底筋群」は年齢とともに衰える|毎日続けられる「ながら筋トレ」
「骨盤底筋を鍛えたいけれど、毎日トレーニングする時間がない」。そんな人におすすめしたいのが、日々の生活に骨盤底筋トレーニングをプラスする方法です。わざわざ運動の時間をつくらなくても、気軽に取り入れられる「ながらトレーニング」をぜひ試してみてください。
骨盤底筋群とは?
骨盤底筋群は、骨盤の底にハンモックのようについている筋肉の集まりです。膀胱や子宮、直腸などの骨盤内にある臓器を支えたり、尿や便をコントロールしたりする役割があります。
また、骨盤底筋群はお腹や背中などの体幹の筋肉とも関わっていて、身体の中心を安定させるためにも大切な筋肉です。日頃から意識しておきたい筋肉のひとつと言えます。
骨盤底筋群は年齢とともに弱くなる
骨盤底筋群も、ほかの筋肉と同じように、年齢を重ねることで筋力が低下します。特に女性の場合は、妊娠・出産など変化が大きく、筋力が弱りやすいのです。
女性の骨盤底筋群が低下しやすい原因
・妊娠、出産
・40代以降の女性ホルモンの変化
・加齢による筋肉量の減少
・運動量の低下
特別なことをする必要はありません。普段の生活の中で少しずつ骨盤底筋群を使っていきましょう。
内腿を使うと骨盤底筋群を意識しやすい
骨盤底筋群は、骨盤のいちばん下にハンモックのようについている筋肉ですが、そこだけ単独で働いているわけではありません。また、内腿にある「内転筋群」は、骨盤の近くに付着していて、骨盤まわりの筋肉と連動しながら身体を支えています。
つまり、内腿を意識して使うことで、骨盤まわりにも自然と意識が向きやすくなります。例えば、ヨガブロックやクッションを内腿にはさんで、軽く押し合ってみると、内腿だけでなく下腹部や骨盤の底のあたりにも「きゅっと支えている」ような感覚を得られるでしょう。これは、内腿の筋肉を使うことで、骨盤まわりの筋肉も一緒に働きやすくなり、身体の中心を安定させる力が働いているからです。
内腿の力の入れ方に注意
骨盤底筋群を鍛えられるからといって、内腿をただ強く締めればいいわけではありません。力を入れすぎず、呼吸を止めずに、内腿をやさしく使いながら「骨盤の底がふわっと引き上がるような感覚」を探してみましょう。
骨盤底筋群は意識するのが難しい部分。内腿を入り口にすると、骨盤まわりの感覚にも気づきやすくなります。
骨盤底筋群を鍛える「ながら習慣」
①まっすぐ立ち、内腿にヨガブロックを挟みます。
②下腹部とお尻の穴を引き上げ、下腹部をキュッと絞めます。
③このまま、歯磨きやドライヤーをしましょう。
ポイントは、ブロックやクッションを強く押しつぶすことではなく、内腿でやさしく挟む感覚を意識すること
「歯磨きの時間は骨盤底筋を意識する」「ドライヤーの時間は内腿を使う」というように、毎日の習慣とセットにしていきましょう。ただ立っているだけだった時間が、身体を意識する時間に変わります。
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