【起きた直後から体がガチガチ】原因は「胸椎の硬さ」|寝る前の1分で変わるリセットストレッチ
「朝起きると背中がガチガチ」「ちゃんと寝たはずなのに体が重い」「起きてから動き始めるまで時間がかかる」。そんな朝を迎えていませんか? 実はその不調は、背中の中央にある背骨である「胸椎」の動きが悪くなっているせいかもしれません。今回は、知っておきたい胸椎の役割と、朝の体を軽くするために寝る前1分でできる「ブックオープン」をご紹介します。
朝の体がガチガチなのは「胸椎」が動いていないから?
私たちの背骨は、首の頸椎、胸の胸椎、腰の腰椎に分かれています。その中でも胸椎は12個の骨で構成され、肋骨とつながりながら、体をひねる・胸を開く・呼吸をするといった動きに深く関わっています。しかし、デスクワークやスマートフォンを見る時間が長い現代では、背中を丸めた姿勢が続きやすく、胸椎を十分に動かす機会が少なくなっています。
胸椎の動きが悪いと肩や背中が硬くなる
胸椎の動きが少なくなると、周囲の筋肉は同じ姿勢を支え続けるため緊張しやすくなり、肩や背中が硬く感じられるようになります。さらに、本来胸椎が担うはずの動きを首や腰が代わりに行うようになり、首こりや腰の張りにつながることも。「朝起きた瞬間から体が固まったように感じる」という人は、胸椎の動きに目を向けてみましょう。
呼吸も浅くなりやすい
胸椎は肋骨とつながっているため、胸椎の動きが小さくなると胸郭全体の可動性も低下。すると、息を吸うときに肋骨が十分に広がりにくくなり、横隔膜も大きく動けなくなります。その結果、呼吸は浅くなり、首や肩の筋肉を使って呼吸を補うようになります。
浅い呼吸が続くと肩や首の緊張が抜けにくくなり、疲労感や体の重だるさを招くことも。また、睡眠中は寝返りによって背骨が自然に動き、筋肉や関節への負担を分散しています。胸椎が硬い状態では寝返りも小さくなってしまい、同じ場所に負担がかかり続けます。その結果朝のこわばりにつながると考えられます。
こんな人は胸椎の動きが少なくなっているかも!
- 朝起きると背中が硬い
- 深呼吸をすると胸が広がりにくい
- デスクワークが多い
- 長時間座ったあと体をひねりたくなる
- 首や肩がいつも張っている
ひとつでも当てはまる人は、胸椎をやさしく動かす習慣を取り入れてみましょう。
目覚めが良くなる「ブックオープン」
胸椎の動きを引き出したいときにおすすめのヨガのポーズ「ブックオープン」をご紹介します。
①横向きに寝て、股関節と膝を軽く曲げて重ねます。両腕を肩の高さで前方へ伸ばし、両手のひらを合わせましょう。
②息を吸いながら、上側の腕を大きく円を描きながら後ろへ開きます。このとき視線も手の動きに合わせると、首から胸椎まで自然な回旋が生まれます。
③胸が心地よく開いた位置で2〜3回ゆっくり呼吸をしたら、息を吐きながら元の位置へ戻します。反対側も同様に行いましょう。
【ポイント】
・腕を後ろへ大きく倒すことが目的ではありません。骨盤をできるだけ動かさず、胸から開くようなイメージで行い、胸椎や胸郭を心地よく動貸しましょう。
・おすすめのタイミングは、寝る前の1分。左右30秒ずつ行うだけでも、胸まわりの緊張がやわらぎ、深い呼吸につながります。
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