【朝のヨーグルト×コーヒー】は要注意?冷え・だるさを防ぐ腸がよろこぶ食べ方を管理栄養士が解説
忙しい朝は、手軽でヘルシーなイメージが強い「ヨーグルト×コーヒー」が定番メニューになっているという人も多いはず。そして、この組み合わせが定番化している人の中には、「冷えを感じることが多い」「疲労感が抜けにくい」「午前中からだるさを感じることがある」などの不調を感じている人が多いかもしれません。そこで、今回は管理栄養士視点から、ヨーグルト×コーヒーのおすすめの取り入れ方をご紹介します。
「ヨーグルト×コーヒー」が冷えやすい理由
ヨーグルトは基本冷蔵保存されている食品です。そのため、ただでさえ体温が1番低い寝起きに冷たいヨーグルトを食べることは内臓を冷やしてしまいます。また、コーヒーのカフェインは、血管を収縮させる働きがあるため、血流が低下することで代謝も上がらずに末端の冷えにつながりやすいです。
つまり、「ヨーグルト×コーヒー」は体を冷やす要因が重なることで、体温が低く代謝も低い朝にはより冷えを作りやすい環境になってしまいます。ただし、みんなに当てはまるわけではないため、元々冷えが気になる人には特に意識してもらいたいです。
朝冷えないために取り入れたい2つの習慣
「ヨーグルト×コーヒー」の組み合わせがNGというわけではありません。「ヨーグルトに何を足すのか」「いつ飲むのか」を工夫するだけで変わるのです。
ヨーグルトを食べる工夫
冷蔵のヨーグルトではありますが、冷蔵庫から出してすぐに食べるのではなく、少し常温に置いてから食べるのもよいでしょう。また、朝のエネルギー不足を防ぎ冷えの予防を期待できるように常温の果物やきなこ、はちみつを加えるのもおすすめです。
コーヒーの飲むタイミング
空腹のまま飲むことは、カフェインによる刺激が強すぎて冷えだけでなく、胃腸への負担もかかりやすくおすすめできません。そのため、まずは白湯や温かいお味噌汁やスープなどを飲んで胃腸を温めてからコーヒーを飲むことをおすすめします。食後に飲むことで、カフェインの吸収が緩やかになり血糖値が安定し胃腸への刺激も和らぐことが期待できます。
管理栄養士がおすすめ!冷えにくい朝取り入れたい組み合わせ
ヨーグルトは組み合わせ次第では、冷えを気にせずに食べられます。たんぱく質とミネラルが豊富に含まれているきなことすぐにエネルギーに変わるはちみつを加えることは、朝の冷えとだるさ対策に向いています。糖質と脂質のバランスがよい常温のバナナとナッツを加えることは、血糖値が安定することで体の冷えだけでなく午前中の集中力維持も期待できます。
また、コーヒーは空腹を避けるだけでなく、胃腸への刺激を和らげたり体の冷えや血糖値の乱れを防いだりするためにも、卵やヨーグルトなどのたんぱく質と一緒に取り入れるのが良いでしょう。
冷えしらずで朝の「ヨーグルト×コーヒー」も楽しもう
朝の定番「ヨーグルト×コーヒー」は、温度やタイミング、組み合わせなどの工夫をするだけで、冷えにくい朝習慣に変えることができます。ぜひ、「やめる」のではなく「工夫する」することで引き続き楽しみませんか?
【参考文献】
文部科学省 | 日本食品標準成分表2020年版(八訂)増補2023年
ライター/管理栄養士 亀崎智子
管理栄養士×セラピスト(野菜ソムリエ・中級食品診断士 )。食に関する講演や記事執筆・監修、体の本来の機能を取り戻すお手伝いをする整体のセラピストとして、家族丸ごと体の内と外にゆとりをつくるサポートを行っている。また、満月の日に、乾物と塩で作るふりかけと即席スープの素の製造販売も行っています。インスタグラム:kamegohan0528
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