ヨーグルトで体が冷える?寒い時期の上手な食べ方|管理栄養士が解説

ヨーグルトのイメージ
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ヨーグルトを食べて体が冷えたと感じたことはありませんか。特に寒い時期にヨーグルトを食べるとお腹だけでなく手足まで冷えたりすることもあるかもしれません。ヨーグルトは実際に腸を冷やすのでしょうか。ヨーグルトで体が冷えない食べ方の工夫について解説します。

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ヨーグルトは腸を冷やす?

ヨーグルトは東洋医学や食養生の考え方の中では体の熱を下げる方向に働く属性の食品であるといわれています。
それは、水分が多いうえ、冷蔵保存されていることにより体を冷やしやすいことにも関連しています。冷たい状態で食べることにより、胃腸の血流が一時的に低下し、体の深部温度も下がりやすくなると考えられます。

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ヨーグルトで冷えない工夫×時間帯

人の体は朝から夜に向けて体温や消化力、血流にも変化があります。
ヨーグルトで体が冷えやすい人は、食べる時間帯に合った工夫が必要になります。

・朝(起床後~午前中):体温は低めで胃腸の動きはまだ活動的ではないため、冷たいヨーグルトを食べると冷えを感じやすくなります。
 食べる前に常温に戻す、温かい飲み物やみそ汁も一緒に取る、少量にしておく、などの対策を取りましょう。

・昼(活動時間帯):体温は高めになり消化力は最も強く、冷たい食べ物の影響が少ない時間帯です。体が冷えやすい人は昼間の時間帯に食べるようにするのもおすすめです。

・夜(夕食~就寝前):体温は下がり始め、体は休む準備に入りますが、一方で腸の働きは活発化するといわれています。ヨーグルトを食べた後の冷えやすさが出やすい場合もあるため、対策として、温めて食べる(ホットヨーグルト)、少量にする、などが有効です。

ヨーグルトで冷えない工夫×食材の組み合わせ

ヨーグルトで体を冷やさないために、体を温める性質を持つ食材と組み合わせて食べるのもおすすめですよ。

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①    スパイスや香辛料を少々加えてスパイシーに:しょうが・シナモン・黒こしょうなど

②    ナッツや種子類をトッピング:くるみ・アーモンド・カシューナッツ・ごまなど

③    フルーツよりもドライフルーツ:レーズン・なつめ・ドライイチジクなど

④    甘みは精製されていないものを少量:はちみつ・黒糖・てんさい糖など

ヨーグルトが体を冷やさない工夫をしてもお腹がゴロゴロしたり、下痢をしたりしやすい人は、体質的にヨーグルトが合っていないことも考えられます。
その場合は、無理をせず、乳糖オフヨーグルトや豆乳ヨーグルトなどで代替したり、自分に合った量を試すようにしましょう。

参照:
・「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
・「東方栄養新書(メディカルユーコン)」

ライター/大槻万須美
管理栄養士・フードスタイリスト・腸内ケアフードアドバイザー。楽しく食べて健康に。食の大切さを伝えるため、おとなからこども・離乳食講座などの料理教室、バレエダンサーやアスリートのパーソナル栄養サポート、レシピ・コラムの提供など幅広く活動。子どもの頃の毎年の米作り経験から、身近な食体験の重要性についても実感し、おとなと子どもの食育サポートにも力を注いでいる。
Instagram:@tsukiko_shoku_mind
blog:管理栄養士 大槻万須美♪楽しく食べて健康に

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