Sayaの星占い(いて座)/11月の運勢【火星の到来でスピーディに。】
なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネスな占星術です。
いて座/11月の運勢
火星の到来でスピーディに。ひっくり返ることがあるので落ち着いて
10月29日の思考や伝達の星・水星に続き、11月4日には行動や戦いの星・火星もいて座にやってきます。元来のポジティブさ、推進力が働く一方で、スピーディに進めるためのアラが見えたり、取りこぼしがあったりというときです。と言うのも、10日には水星がいて座で「逆行」。19日までは「逆行」したまま、いて座に滞在するからです。焦って進めても、ろくなことがないのはこの頃、実感するでしょう。淡々としたリズムを刻んで。
その間、5日には「ルーティンワークや日常生活」の部屋で満月があり、8日には自立や変革の星・天王星もこの部屋に戻ります。この頃までは今のライフスタイルへの愛着やこだわりが高まっていきそうですが、その後はワーキングスタイルを変える決意も生まれそう。また、前日の7日には愛と美の星・金星がひとつ前の部屋に。外に出ている元気なあなたと内面のギャップに苦しむこともあるかも。19日以降は、その傾向が強まります。
20日の新月後、22日には太陽がいて座に入ります。いて座にはまだ火星もあるので、これまで動いてきたことに目的意識がついてきそう。そして、28日には現実化とルールの星・土星が、30日には水星が「順行」します。混乱していた事態は徐々に落ち着きを取り戻し、居場所の問題にも向き合っていけるように。混乱のあとの大団円もありそうです。
月がいて座に入るのは、11月20日から23日にかけて
月と火星に続き、22日には太陽もいて座に。不安を忘れて、パワフルになれるとき。
占い・文/Saya
東京生まれ。1994年、早稲田大学卒業後、編集プロダクションや出版社勤務を経て、30代初めに独立。2008年、20代で出会った占星術を活かし、『エル・デジタル』で星占いの連載をスタート。現在は、京都を拠点に執筆と畑、お茶ときものの日々。セラピューティックエナジーキネシオロジー、蘭のフラワーエッセンスのプラクティショナーとしても活動中。著書に『わたしの風に乗る目覚めのレッスン〜風の時代のレジリエンス』(説話社)他。
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Instagram @sayastrology
イラスト/maegamimami
イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
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