年齢とともに動きがぎこちなくなる体をリセット!硬い体を軽やかに整える簡単全身ストレッチ

年齢とともに動きがぎこちなくなる体をリセット!硬い体を軽やかに整える簡単全身ストレッチ
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体の硬さは年齢とともに少しずつ進むことはご存じですか?無理なくできるストレッチで、硬くなりやすい気になる部位をやさしくほぐし、適度な柔軟性を維持することを心がけてみましょう。

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以前より体が硬くなっている?

体のこわばり
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ちょっとストレッチしただけで「あれ、以前より体が硬い?」と感じることはありませんか。手を上に伸ばすと肩や背中が突っ張る、前屈すると腰のこわばりや太ももの硬さを感じる、動きにぎこちなさを感じる。そんな小さな違和感は、年齢とともに筋肉や関節が少しずつ硬くなっているサインです。
特に40代を過ぎると、以前は気にならなかった部位が動かしづらくなり、肩こりや腰の張り、歩きやすさにも影響を感じやすくなります。

加齢と筋肉の硬さの関係

年齢とともに筋肉が硬くなる主な理由は次のとおりです。

筋肉の水分量・弾力の低下
加齢に伴い筋肉内の水分量やコラーゲンの質が低下し、筋線維や筋膜が硬くなります。

活動量の減少
運動不足で筋肉が伸び縮みする機会が減ると、筋肉が縮んだまま固定されやすくなり、柔軟性が低下します。また、関節の可動域も狭くなり、動きのぎこちなさにつながります。

ホルモンの変化
特に女性は更年期以降、エストロゲンの減少によっても、筋肉や関節の柔軟性が下がりやすくなります。

そこで今回は、硬さを感じやすい股関節まわり・太もも・脇腹・肩・背中に効くストレッチをご紹介します。片側ずつ行うので、左右の筋肉バランスも整えやすく、これらの部位に効率的にアプローチできますよ。

全身スッキリストレッチ

やり方
1)膝立ちから右脚を横に伸ばし、膝を曲げる。膝とつま先は右を向く

門のポーズバリエーション
 Photo by Kayoko Yoshida

2)息を吸いながら、左腕を頭上に伸ばして背骨も伸ばし、左脇腹の伸びを意識する

門のポーズバリエーション
 Photo by Kayoko Yoshida

3)息を吐きながら、上半身を右側へ倒す。右腕を曲げて肘を太ももの上に乗せる。右の股関節と太もも、左の脇腹、肩、背中を意識して3−5回ほど呼吸を繰り返す

門のポーズバリエーション
 Photo by Kayoko Yoshida

4)息を吸いながら上半身を起こし、左腕を下ろす。膝立ちに戻り、反対側も同じように行う。

アレンジ法

・膝や足首が痛い場合は折りたたんだタオルなどを膝下に当てる
・上半身は無理に倒さず、肘を太ももに軽く添えるだけでもOK

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門のポーズバリエーション
門のポーズバリエーション
門のポーズバリエーション