秋バテ・肌荒れを同時ケア!管理栄養士も注目する“秋の最強ペア食材”

秋バテ・肌荒れを同時ケア!管理栄養士も注目する“秋の最強ペア食材”
写真AC

季節の変わり目は、朝晩の寒暖差や乾燥によって体調を崩しやすくなる時期。そんな秋こそ、食事で「免疫力」を底上げしておきたいもの。実は、身近な食材をちょっと組み合わせるだけで、免疫ケアと美容ケアを同時に叶えることができるんです。今回は、意外だけど理にかなった最強タッグを2つご紹介します。

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①アボカド × キムチ(腸×美肌の最強ペア)

とろけるようなアボカドに、発酵の旨味が効いたキムチ。この組み合わせは、腸内環境を整えて免疫と美肌を同時にサポートしてくれる黄金コンビです。

アボカドキムチ
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アボカドには、抗酸化ビタミンの代表であるビタミンE、代謝を助けるビタミンB群、そして善玉コレステロールを増やすオレイン酸が豊富。これらは細胞の老化を防ぎ、血行を良くすることで、冷えやくすみの改善にも役立ちます。さらに、アボカドの食物繊維は腸の動きをサポートし、腸内環境のバランスを整える助けにもなります。

アボカド
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一方、キムチは乳酸菌の宝庫。腸内で善玉菌を増やし、免疫細胞の約7割が存在する“腸”の働きを活性化させます。さらに、唐辛子に含まれるカプサイシンが血流を促し、体を内側から温めて代謝アップにも一役。

キムチ
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まさに、“腸からきれいになる美肌ペア”です。刻んだキムチとアボカドを和えてごま油と醤油を少し垂らすだけで、即席おつまみやご飯のお供、朝食のトーストのトッピングにもぴったりです。

②緑茶 × レモン(ウイルスに負けない最強抗酸化ドリンク)

緑茶レモン
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お茶の定番・緑茶にレモンを加えるだけで、免疫パワーがぐっとアップするのをご存じですか?緑茶に含まれるカテキンは、ウイルスの侵入を防ぐ働きや抗酸化作用があり、風邪予防や肌の老化予防にも注目の成分。一方で、レモンのビタミンCはカテキンの酸化を防ぎ、吸収率をアップさせてくれるのです。つまり、この組み合わせは“お互いの力を引き出すゴールデンペア”。 また、緑茶に含まれるテアニンというアミノ酸がリラックス作用をもたらし、ストレスによる免疫低下を防いでくれるのも嬉しいポイント。温かい緑茶にスライスレモンを浮かべるだけで、香りも爽やか。乾燥で喉がイガイガする時や、肌のくすみが気になる時にもぴったりです。すっきりとした香りで気分もリフレッシュでき、朝の一杯や、疲れを感じた夕方のティータイムにぜひ。

秋のケアは「内側から」がカギ

乾燥や冷え、環境の変化で免疫が揺らぎやすい秋。でも、難しいことをしなくても大丈夫。アボカド×キムチ、緑茶×レモンのようなちょい足し習慣なら、今日からすぐに始められます。食べて整える免疫&美容ケアで、この秋を健やかに乗り切りましょう。

【参考】

食品データベース(果実類/アボカド/生)

食品データベース( 野菜類/はくさい/漬物/キムチ)

全農(お茶に含まれる栄養素と含有量)

JAグループ(レモン|とれたて大百科|食や農を学ぶ)

ライター/浅野いずみ
行政管理栄養士として保育園や老人ホーム等の施設衛生・栄養管理の指導に従事。その後フリーランスとして特定保健指導やダイエットプランナーとして個人の栄養や健康をサポートしている。食材の持つ力や組み合わせ、効果的な調理法についてのテーマを中心に、食べることが楽しくなるような執筆を心掛けている。

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