40代から胸元が貧相に見えやすいのは“大胸筋の弱さ”のせい?ふっくら胸元をつくるピラティスエクササイズ
年齢を重ねるにつれて、「胸元がそげて見える」「上半身が丸まって老けて感じる」と感じている人はいませんか? 胸まわりの筋肉が衰えると、バストラインが下がるだけでなく、肩が内側に入りやすくなり、背中まで丸まってしまいます。若々しい胸元を作るピラティスのトレーニングをご紹介します。
胸元が貧相に見える原因は?
胸元の印象を大きく左右するのが「大胸筋」です。大胸筋が弱まると、胸が内側にすぼまりボリュームがなくなってしまいます。さらに、猫背や巻き肩といった姿勢の崩れにもつながり、呼吸まで浅くしてしまいます。
胸筋や背中の筋肉をトレーニングしよう
上半身を貧相に見せないためには、背中や肩甲骨を意識して姿勢を整えることが重要です。今回は、胸元をふっくらと見せ、若々しい印象を引き出すための3つのピラティスエクササイズをご紹介します。
アームオープニング
【目的】脊柱を安定させ大胸筋を伸縮させる。
1)仰向け姿勢になり両ひざを立て、骨盤の前面(下腹部)を床に対して平行にするニュートラルポジションにセットする。
2)両手は天井方向へ伸ばし、前ならえする。
3)息を吸いながら両手を左右に広げる。胸の裏側(肋骨背面)を床につけたまま行うのがポイント。
4)息を吐きながら両手を前ならえの状態へ戻す。この動きを5回ほど行う。
プランク
【目的】パワーハウスと肩甲骨周辺を強化。
1)四つん這いの姿勢になる。このとき、肩の下に肘と手首、股関節の下に膝がくる位置へととのえる。
2)腕全体を使って床を押し、体幹を安定させて、片脚ずつ後ろへ引く。両脚を伸ばしたら、そのまま30秒キープする。
プッシュアップ
【目的】大胸筋の強化。
1)プランクの姿勢から膝をつき、頭から膝まで一直線になるポジションにととのえる。目線は手よりも前の床へ向ける。
2)息を吸いながら肘を曲げ、吐きながら手で床を押し、肘を伸ばす。常に上半身が一直線になるように意識して、5回ほど行う。
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