また不合格...面接に落とされたら?【ヤスシのヨガ的お悩み相談室】
30年以上ニューヨークに暮らした経験からグローバルな見識を持ち、スタジオ・ヨギ―でエグゼクティブディレクターとして活躍する人気講師ヤスシ先生が、ヨガジャーナル編集部に寄せられた読者のヨガ的お悩みにアドバイスします。今回は「面接に落とされてしまう」お悩みについて。
Q1:いくつも面接試験を受けても、全然受かりません。初対面の人に拒絶されると、自分に自信がなくなりました。
A1:独りよがりにならず、相手の求めていることをキャッチしよう!
僕自身の若い頃を振り返ってみると、面接の類が不得手だっただろうなと苦笑いしてしまいます。それは「ありのままを見てもらえればよい」と自分からコミュニケーションを取ることすら考えていなかったからです。ダンスのオーディションでも「正しく踊れば次の段階に残れる」と受け身で臨んでいました。明らかにテクニックが素晴らしく、必要な条件を兼ね備えていれば黙っていても望む結果に至るかもしれません。しかし実際にオーディションで残る人たちはコミュニケーションに優れ、自分の持ち味や強みのプレゼンにも躊躇しないのです。審査員側も短時間でポジティブなエネルギーを探しています。自分からは「売らない」プライドを引きずっていた僕はずいぶん遠回りしたようです。
相手が求めているものを察知し、自分が提供できるものを十分に表現し伝えることが重要です。
面接前に知っておきたい7つの心得
1. 諦めモードで臨まない(興味がないのだと判断されます)。
2. 自分を過小評価しない。
3. 相手に決定権があるとはいえ、自分からもポジティブなエネルギーを発信する。
4. 普段から初対面の人とコミュニケーションをかわす訓練をする。
5. 相手に対して興味を持つ。
6. 常に自分のベストを見せる。
7. 自分の「売り」をさらに伸ばす。
これらの多くは採用後も続きます。そして理解されないのを相手のせいばかりにせず、自分が誤解させているかもしれないことに気づく必要もあるかもしれません。一番大切なのはあなたが自身の本質に気づき、その崇高さは誰も否定できないことを覚えておくこと。
教えてくれたのは...ヤスシ先生
スタジオ・ヨギーのエグゼクティブ・ディレクター。30年以上暮らしたニューヨークを離れ、2017年帰国。日本各地で後進の育成に努める。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く