「今までなかったのに…」ちょい漏れが始まったらやろう！【骨盤底筋】を引き締めるルーティンエクサ

最近「ちょい漏れ」が気になり始めた・・・

40代を過ぎた頃に突然気になり始める「ちょい漏れ」。ジャンプをした時にこらえられなかったり、くしゃみをした瞬間にちょこっと漏れてしまったり、重たい物を持ち上げようと力を入れた瞬間に尿の漏れを感じたり。「あれ？こんなこと今までなかったのに」とショックを受けることもあるでしょう。「ちょい漏れ」と呼ばれる尿漏れは様々な原因によって引き起こされますが、主な原因としては、加齢による筋肉の衰え・出産や肥満による骨盤底筋の緩みなど。放置しておくと衰えが加速するため、気になり始めた初期段階からケアをしていくことが大切です。

ちょい漏れは筋肉の衰え？

何かの拍子にちょこっと尿の漏れを感じてしまうという症状。特に何かのはずみでちょい漏れが起きてしまう症状を腹圧性尿失禁といいます。

・咳

・くしゃみ

・笑った時

・重いものを持ち上げる時

・ジャンプや走る時

など、お腹に力を入れた時に起こります。１回でも感じたことがある方は、尿の排泄をコントロールする骨盤底筋群という筋肉の衰えの可能性大です。

骨盤底筋群は衰えやすい？

骨盤底筋群は、骨盤の底に位置し、内臓（膀胱、子宮、直腸など）を支える役割を持つ筋肉群です。呼吸とも連動している筋肉で、意識しづらいですがとても良く働いてくれている筋肉。骨盤の底にあるという場所や、筋肉が小さく薄く感じづらいため、意識してトレーニングがしづらく、また目で見て衰えがわからないという特徴もあります。また、ちょい漏れは、男性・女性ともに起こりうる悩みですが、特に女性は妊娠・出産や加齢の影響で起こりやすいとされています。加齢による筋力や神経の衰えも、男女ともにちょい漏れの原因となるため、特に出産経験のある方は、１回でも「ちょい漏れ」が起こり始めたら骨盤底筋群のトレーニングを日常に取り入れてみましょう。

骨盤底筋群のトレーニング

１日１０回でOK！習慣にしていただきたいたった２ステップの骨盤底筋群のトレーニングをご紹介します。

１）仰向けに寝て、脚を組む

２）お尻をアップ、ダウンを繰り返す

ポイントは吐きながらお尻をアップすること。１日たった１０回でも大丈夫！朝の習慣に取り入れていきましょう。