Sayaの星占い(おひつじ座)/6月の運勢【本心と社会的責任の間で悩み。】
なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネスな占星術です。
おひつじ座/6月の運勢
本心と社会的責任の間で悩み。休息と楽しみのバランスを
境界を溶かす星・海王星に続き、5月25日に現実化とルールの星・土星がおひつじ座へ入っています。おひつじ座さんの「自分らしさ」への意識が強まりますが、海王星がもたらすのは、とらえどころのない夢のようなエネルギーですが、土星はとても現実的。実力を試されたり、限界を覚えたりということが増えていませんか。また6月6日に愛と美の星・金星がおひつじ座さんの頭上を去り、「経済や豊かさ」の部屋へ。ここには自立や変革の星・天王星もあるので、大きなものに依存せず、自由になりたいという願いも。
9日に思考や伝達の星・水星、10日に拡大と保護の星・木星が「居場所」の部屋に。自宅など安全な場所で休息を取りたくなる流れ。でも、11日には「ステップアップ」の部屋で満月も。責任を取って、進むべき方向を決めることになりそう。15日には木星と土星がスクエアという葛藤の配置に。正直な気持ちと社会的責任の間で板挟みにも。17日には行動や戦いの星・火星が「ルーティンワークや日常生活」の部屋に。仕事にまい進していくことになりそうです。21日以降は、居場所の問題と向き合うことが求められるでしょう。
24日頃は、「連携」を試されそうですし、25日の新月では家族に目を向けて。28日を過ぎると、人生を楽しみたいという思いに。休息と楽しみのバランスが欠かせない月です。
月がおひつじ座に滞在するのは6月19日から21日にかけて
あなたに注目が集まりやすく、休みたくても休めない、そんなジレンマがありそうです。
占い・文/Saya
東京生まれ。1994年、早稲田大学卒業後、編集プロダクションや出版社勤務を経て、30代初めに独立。2008年、20代で出会った占星術を活かし、『エル・デジタル』で星占いの連載をスタート。現在は、京都を拠点に執筆と畑、お茶ときものの日々。セラピューティックエナジーキネシオロジー、蘭のフラワーエッセンスのプラクティショナーとしても活動中。著書に『わたしの風に乗る目覚めのレッスン〜風の時代のレジリエンス』(説話社)他。
ホームページ sayanote.com
Instagram @sayastrology
イラスト/maegamimami
イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く







