Sayaのマンスリー星占い【マインドフルネス占星術】12星座共通/6月の運勢
なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネスな占星術です。
12星座共通の、今月の星まわり
6月6日、愛と美の星・金星がおうし座へ
6月6日、愛と美の星・金星が支配星座のおうし座に入ります。金星は1月3日にうお座へ、2月4日におひつじ座に入り、3月2日に「逆行」。27日にうお座に戻り、4月13日にうお座で「順行」、5月1日におひつじ座に入り直していました。つまり、1月、2月、3月、4月、5月と今年に入ってからずっと、惑いがちだったとしても、ようやく世界にも、自分の心のなかにも、愛が満ちてくるときなのですね。7月5日までのおうし座滞在の間に、人と人との関係性はだいぶ変わってくるはずです。
思考や伝達の星・水星は6月9日に、拡大と保護の星・木星は10日にかに座へ
思考や伝達の星・水星は6月9日に、拡大と保護の星・木星は10日にかに座に入ります。かに座への水星滞在は27日まで、木星は、約1年間とどちらも通常通りですが、かに座の性質である「住まいや自分のテリトリーを守る」意識がとても高まるし、広がることになるでしょう。かに座には昨年の秋と今年の冬から春先にかけて、二度の行動や戦いの星・火星の滞在もありました。その頃からがんばってきたことがあると、その成果も徐々に出てきそうです。
11日にはいて座で満月
11日にはいて座で満月が。太陽がふたご座にあるなかで起こるのがいて座の満月。本当に言いたいことを伝えるという動機が強くなるなかで、でも、水星、木星はかに座に入り、守りに入りつつ、でも目標を一緒に考えるというところが出てきそうです。遠い将来については考えられなくても、少し先の未来について話し合ってみるとよいアイデアが。
17日には火星がおとめ座へ
17日には火星がおとめ座に入ります。火星も、昨年の9月5日にかに座に入ってから、しし座に進んでも「逆行」し、かに座に戻り、またしし座に入るというように、なかなかおとめ座に進みませんでした。つまり、それは物ごとがすんなり進まないということなのですが、ここへ来て、ようやくのおとめ座入り。おとめ座は段取りの星座なので、火星のおとめ座によって、実務レベルでの準備というものが格段に進んでいくことになります。
21日の夏至には太陽がかに座へ25日にはかに座で新月が
21日の夏至には太陽がかに座へ。ここには水星、木星も入っているので、「住まいの安全」「テリトリー意識」にフォーカスしていくことになり、そのうえで、25日にはかに座で新月があります。木星もとても近い位置にあるので、リスクを冒さず、安全なルートを取るという意識が世の中に広まっていくことになるでしょう。
27日には水星がしし座へ
27日には水星がかに座を去り、しし座へ入ります。安全を取るという考えから一転、大胆になることも考えられるとき。引きこもり、自分のことばかり考えるより、生きている楽しさを感じたい、冒険をしたいという方向へと心の欲求の先が切り替わっていくのです。
占い・文/Saya
東京生まれ。1994年、早稲田大学卒業後、編集プロダクションや出版社勤務を経て、30代初めに独立。2008年、20代で出会った占星術を活かし、『エル・デジタル』で星占いの連載をスタート。現在は、京都を拠点に執筆と畑、お茶ときものの日々。セラピューティックエナジーキネシオロジー、蘭のフラワーエッセンスのプラクティショナーとしても活動中。著書に『わたしの風に乗る目覚めのレッスン〜風の時代のレジリエンス』(説話社)他。
ホームページ sayanote.com
Instagram @sayastrology
イラスト/maegamimami
イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く







