Sayaの星占い(おひつじ座)/5月の運勢【金星、海王星が滞在し、夢見心地。】
なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネスな占星術です。
おひつじ座/5月の運勢
金星、海王星が滞在し、夢見心地。その先には土星による現実も
5月1日に愛と美の星・金星がおひつじ座へ入ります。金星は、途中、「逆行」しつつも、2月4日から3月27日にもおひつじ座に滞在していたので、金星の訪れは、今年2回目です。3月30日に境界を溶かす星・海王星もおひつじ座に入っているので、今回の再訪では、「自分らしくありたい」という夢が広がるでしょう。金星の助けもあることから、とても甘く、美しいイマジネーションにもなり得ます。ただ25日には現実化とルールの星・土星もおひつじ座へ入るので、理想と現実のギャップも見せられることに。甘いささやきをくれるものか、厳しくも役立つものかを見分ける目をもっていきたいですね。
一方、5日に変容の星・冥王星は「逆行」し、未来への不安も。太陽は「経済や豊かさ」の部屋にありますが、10日には思考や伝達の星・水星もここへ入ります。自立や変革の星・天王星は、7月にいったんこの部屋を去ることになります。13日の満月では7年近くテーマになってきた「豊かさ」や「経済的な自立」について、さらにじっくりと考えて。
21日には太陽が「環境や伝達」の部屋へ。ここには拡大と保護の星・木星も滞在しているので、さまざまな情報が入ってくるなかで、26日にはこの部屋に水星が入り、27日にはこの部屋で新月が起こります。情報を取捨選択しながら、今後に活かしていきたいとき。
月がおひつじ座に滞在するのは5月23日から25日にかけて
土星到来直前。金星や海王星がおひつじ座に滞在するなか、夢と現実の間で心が揺れそう。
占い・文/Saya
東京生まれ。1994年、早稲田大学卒業後、編集プロダクションや出版社勤務を経て、30代初めに独立。2008年、20代で出会った占星術を活かし、『エル・デジタル』で星占いの連載をスタート。現在は、京都を拠点に執筆と畑、お茶ときものの日々。セラピューティックエナジーキネシオロジー、蘭のフラワーエッセンスのプラクティショナーとしても活動中。著書に『わたしの風に乗る目覚めのレッスン〜風の時代のレジリエンス』(説話社)他。
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Instagram @sayastrology
イラスト/maegamimami
イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
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