Sayaの星占い(かに座)/2月の運勢【心落ち着く場所を守り、理想を追い求める】


なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネスな占星術です。
かに座/2月の運勢

24日まで火星が「逆行」。心落ち着く場所を守り、理想を追い求める
かに座さんの頭上では行動や戦いの星・火星が「逆行」中。自分にとって心落ち着けるパーソナルスペースを守るための戦いが続いているかも。2月4日に愛と美の星・金星が「キャリアやライフワーク」の部屋に入ります。この日にはひとつ前の部屋の拡大と保護の星・木星も「順行」。オリジナリティをもって輝きたいという気持ちが高まるなか、苦手な発信にも前向きに。ただ金星は来月、「逆行」するので、先走らないバランス感覚が鍵。
12日にはかに座さんにとっての「経済や豊かさ」の部屋で満月が起こります。引きこもっていたとしても、ここではちょっと前に出ていって、活動してみると案外、楽しいかもしれません。それによって、アバンダンスの道もひらけてきそうな感覚が。
さらに、14日には思考や伝達の星・水星が、18日に太陽が「ステップアップ」の部屋に入ります。ここには現実化とルールの星・土星、境界を溶かす星・海王星、ドラゴンヘッド(太陽の軌道と月の軌道の交点)も滞在。理想の世界を目指しつつ、そうはできない感覚もあるなかで、28日のこの部屋の新月からはあなたの求める理想に賛同してくれる人が増えてくるかもしれません。この間、24日には火星が頭上で「順行」。今までのあなたの努力が功を奏し、物ごとがうまく進み始める可能性が。
月がかに座に入るのは2月8日から11日にかけて
「逆行」中の火星の影響で、安全意識が高まり、身を守る感覚が強くなりそうです。
占い・文/Saya

東京生まれ。1994年、早稲田大学卒業後、編集プロダクションや出版社勤務を経て、30代初めに独立。2008年、20代で出会った占星術を活かし、『エル・デジタル』で星占いの連載をスタート。現在は、京都を拠点に執筆と畑、お茶ときものの日々。セラピューティックエナジーキネシオロジー、蘭のフラワーエッセンスのプラクティショナーとしても活動中。著書に『わたしの風に乗る目覚めのレッスン〜風の時代のレジリエンス』(説話社)他。
ホームページ sayanote.com
Instagram @sayastrology
イラスト/maegamimami

イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
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