野暮ったい後ろ姿から卒業！寒い季節も下半身痩せが叶うおすすめエクササイズ

なぜお尻の形はどんどん垂れていくのか？

若い頃はあまり意識しなかったお尻の形。しかし、30代半ばごろから「あれ？私のお尻って下がってきている？形が変わった？」と急に気になり始めたのではないでしょうか。

お尻の形が変わってしまう原因はいくつかありますが、大きな要因として座りっぱなしの時間がとにかく長いことが挙げられます。日本人は世界的に見て座っている時間が長いと言われています。座っている時、お尻は大きく横に広がっている状態。その上、私たちの体重という負荷が乗っているわけですから、横に広がったお尻になるのも当然です。

また、座りっぱなしで長時間仕事をしている方は運動不足傾向にあります。忙しい日々の中で移動時間を短縮したいと歩く時間よりも乗り物に乗っている時間の方が長くなりがち。それではお尻まわりの筋力はどんどん低下してしまい、お尻の形をキープすることが難しくなり、結果として垂れ下がったお尻になってしまうのです。

お尻が垂れないようにするには

お尻の筋肉のメインである大殿筋は、歩く・登る・走るといった動作の時に使われます。お運動習慣がある方や動くことが好きな方だと自然と大殿筋を使えていることが多いです。

しかし、日々忙しくなかなか運動に時間は割けない…という方も多いと思います。そういう方は、日常生活の中で少しだけでも歩く習慣や階段などを登る意識を持ってみましょう。エレベーターやエスカレーターに乗ってしまう習慣を少し減らして階段を使ってみる。時間に余裕がある時は一駅分お散歩してみるのもよ良いすね。寒い季節だからこそ、体を動かして内側から温めてあげるのも良い方法です。

野暮ったい後ろ姿から卒業！お尻中心下半身痩せエクササイズ

今回のエクササイズはバランス力も不可欠なトレーニングです。慣れるまではテンポを落としてやってみましょう。

＜やり方＞

１）マットの上で足を前後に大きく開いて骨盤を立て、上半身を地面に対して垂直にし、両腕を耳の横に伸ばす（ハイランジの姿勢）。左膝を90度曲げ、右脚はしっかり後ろに伸ばす

２）息を吐きながら、重心を真下に下ろす

３）息を吸いながら、右膝を胸へ引き寄せる

４）息を吐くタイミングで右脚を後ろへ引き、元の姿勢（ハイランジ）へ戻る

５）一連の動きを呼吸とともに5～10回繰り返す

膝をしっかり胸へ引き寄せ、大きく後ろに引くことのがポイントです。体幹も必要となってきますので全身引き締め効果も期待できます。少しでも時間に余裕がある時や体を動かしたい！と思った時にぜひチャレンジしてみてください。