9月のビューティ通信|秋のルーティンにプラスしたい、美の高みを目指す頼もしいアイテムたち
暑さがまだまだ続くけれど、カレンダー上ではすでに秋に突入。汗や紫外線対策がメインだった夏は過ぎ、秋からのルーティンには本格的に素肌と髪をケアするアイテムを加えたいもの。そこで今回は、健やかな素肌と髪を育むアイテムと、素肌感覚の美しいベースを作るアイテムに注目。お気に入りの逸品を今日からルーティンにプラスして。
「私のヘアスタイルは定期的にアイロンなどのホットツールを使うことが多いので、髪の健康を維持したりダメージを修復するケアアイテムが欠かせません。中でもお気に入りなのが週1回使っている「Living Proof 」の” Triple Bond Complex”($45)。髪にコシをあたえながら、スタイリングによるダメージから保護してくれるので、ずっと愛用しています」
2024年2月にアメリカのメディア「instyle」にこう語ったパリス・ヒルトンのトレードマークといえば、ゴージャスなブロンドのロングヘア。Y2Kのファッション&ビューティアイコンとしてさまざまなスタイルで世界を魅了してきた彼女は、これまでポニー、ストレート、カール等々そのブロンドのロングヘアの多彩なアレンジで、カメレオンのように印象を変えてきた。が、43歳を迎えた現在はほぼストレートスタイルに収まっているようだ。
「もし、残りの人生でたった一つだけヘアスタイルを選ばなくてはならないなら、今年のグラミー賞で見せたサラサラのストレートロングヘアにします」と語るパリスは、自分の”見せ所”を熟知しセルフプロデュース力に長けているだけに、その切り札であるヘアを重点的にケアすることを若い頃から怠ってこなかったという。
そこで今回は、”自分”という素材を輝かせてくれるヘア・スキンケア・ベースアイテムをピックアップ。デイリールーティンに加えて、いつも以上に美しくプロデュースして。
Hair Care/健やかで美しい髪のメンテナンスには、ナチュラルでサステナブルなヘアケアを
uka/伊豆大自然の恵みで、より健康的で美しい髪へと導くヘアケアデュオ
”忙しくてめんどくさがりでよくばりなお客さまのために”というコンセプトのもと開発されたukaの”ヘッドセラピーシリーズ”は、髪と同じ成分のアミノ酸をメインに、天然由来成分と高い機能性にこだわった弱酸性のアイテムで大人気のヘアケアラインだ。そのヘッドセラピーシリーズの誕生10 周年経て今回満を持して登場したのが「Regenerative Good Series uka IZU Shampoo / Conditioner 」だ。伊豆半島で育った森のクロモジや、海のフノリ、利島の椿、そして髪と親和性の高い 20 種類のアミノ酸を配合し、健やかな頭皮とツヤコシのあるしなやかな髪へと導くヴィーガン処方。さらに、伊豆の雨や土、森、海という大自然を、ローズ・クロモジ・ヒノキ・パチョリで表現したウッディローズの香りも魅力だ。 バイオマス素材を採用し、より長持ちするよう設計されたサステナブルなパッケージも、環境コンシャスなukaならでは。
ナチュラルコスモ/湿気もUVも気にしない。テクスチャーも”きもちいい”新感覚のスタイリング剤に注目
スタイリング剤はベタつくからイヤ、落ちにくいから使いたくない等々、なかなか”これ!”という1本が見つからないなら、ナチュラルコスモの「ふわふわシロップムース」を試してみて。コスメで世界で初めて和三盆の蜜を採用した特殊な砂糖をベースにアガベシロップなどの数種類の糖分のミックスが、高いセッティング力とふんわり感を実現し、スタイリングも自由自在。さらに、空気中の湿気を吸って髪に水分を補給するという画期的な”湿気テクノロジー”で、使うほどに髪が滑らかになるのもポイントだ。さらに、頭皮が弱い敏感肌にも優しく、水で簡単にオフできる手軽さと軽やかなテクスチャー、そして100%天然由来成分でありながら、高い保湿力で夏の紫外線で乾燥してしまった髪のケアもできてしまうのも大きな魅力。ふんわりした仕上がりも、かっちりしたシャープなスタイリングも思いのままだから、オールシーズン常備しておきたいアイテムだ。
Skincare/肌がポジティブに変化する、必須のスキンケアアイテムたち
ADDICTION BEAUTY/理想のベースが思いのまま。デイリールーティンの必須ペア
メイクの成功の秘訣はなんといってもベース作り。そこで日々のルーティンに投入したいのが、アディクションに新たに加わったこの2品だ。リキッドオイルと水溶性保湿成分のミックスがキメの隅々までしっかり汚れをオフし、なめらかな洗い上がりとぷるんとしたみずみずしさを演出するクレンジングは、メイクの基礎作りに欠かせないアイテム。そして、独自のストレッチリフトテクノロジーが肌表面にしなやかな一枚の膜を形成し、立体的な仕上がりを高めるデイクリームは、メイク映えするファンデーションの下地に。美容液を91%配合した高いトリートメント効果とSPF15・PA++でデイリー使いにぴったりの紫外線カット力も秀逸。ペアで使って、自分史上最高のベースを叶えて。
ノエビア/夜も昼も、24時間理想の肌をキープするための切り札
オランダビユという、マメ科の植物由来の成分で次世代レチノールとしてお馴染みの”バクチオール”やノエビアオリジナルの植物を含む9つの植物エキスとナイアシンアミドを配合。肌にハリと弾力感をもたらし、ふっくらみずみずしい素肌へと導く「ノエビアリンクル91」。そして、乾燥等の過酷な環境下でも力強く生息する「復活草」のひとつ・ハベルレアロドペンシスから植物培養技術を応用して抽出したエキスや、夜に花が咲くマツリカやクダモノトケイソウ等を新たにプラスしたナイトフォーカスエッセンスEX、さらにナイトエフェクターEXなどを配合し、夜の肌の時間リズムに合わせて美しい肌へと導く「ノエビア バイオサイン ナイトスムージー」。どちらのアイテムも、自社農場「北海道暑寒別岳パイロットファーム」で有機栽培した植物から抽出したノエビアのシグネチャー成分を配合し、いつまでもハリのあるフレッシュな表情を演出してくれるのがポイント。最強のペアを今日からルーティンに投入してみて。
Base Makeup/365日いつでも完璧なツヤ肌を演出してくれる注目のベースアイテム
エトヴォス/美しいベースの鍵を握る、”赤み”と”くすみ”をオフして透明感をアップする新感覚の”ノイキャンベース”
赤みやくすみなど、”肌のノイズ”をオフして、透明感あふれるみずみずしい肌をもたらしてくれる画期的なベースアイテムがエトヴォスから登場。”無彩色ミュートベージュ”が部分的な赤み、くすみ、そしてニキビ跡などの肌のノイズを”キャンセル(補正”)すると同時に、キメを整え、乾燥による小じわ等をぼかしながら、繊細なブルーベースのパールがナチュラルなツヤをプラス。あらゆるスキントーンにマッチしつつ、ヒト型セラミド等の先進科学が極上のスキンケア効果も発揮。シリコンやパラベン等の刺激になりそうな8つの成分不使用・石鹸でオフできる敏感肌フレンドリー処方もエトヴォスならでは。マルチに活躍してくれるチューニングベースで、自慢したくなる肌に!
THREE/THREEの真骨頂・ワンステップで上品で美しいツヤを演出する、ジェンダーフリーグローベース登場!
光と影を巧みに操るベースアイテムのベストセラー「シマリング グロー デュオ」と併せて使いたい注目の新作がこの「ハイパフォーマンスクリームモイスチャーグロー」だ。肌の上で光と影をコントロールする”シマリングパール”と、みずみずしいツヤをもたらす”シマリングオイル”をブレンドした独自の”シマリングセラム処方”で、美しい素肌感と立体感を演出。肌の上でスルスルと伸びて溶け込むように馴染み、シームレス処方で健康的なツヤ肌へと導いてくれる。パラベン・合成香料・鉱物油・紫外線吸収剤・動物由来原料不使用の敏感肌対応も嬉しい。最強のベースアイテムを加えて、自分史上最高の肌を叶えて。
AUTHOR
横山正美
ビューティエディター/ライター/翻訳。「流行通信」の美容編集を経てフリーに。外資系化粧品会社の翻訳を手がける傍ら、「VOGUE JAPAN」等でビューティー記事や海外セレブリティの社会問題への取り組みに関するインタビュー記事等を執筆中。
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