Sayaのマンスリー星占い【マインドフルネス占星術】12星座共通/8月の運勢
なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネスな占星術です。
12星座共通の、今月の星まわり
5日、思考や伝達の星・水星はおとめ座で「逆行」愛と美の星・金星もおとめ座に
7月26日におとめ座に入った思考や伝達の星・水星は、8月5日に「逆行」を始めます。水星の「逆行」期間は、29日まで続き、水星は15日にしし座に戻りますが、興味深いことには、5〜29日の水星「逆行」期間が愛と美の星・金星のおとめ座滞在期間がぴったりと重なること。おとめ座は「段取り・オーガナイズ」を大切にする星座なので、完璧にやりたいと思うものの、水星が「逆行」することで、現実には混乱が生まれるということになりそうです。
4日にはしし座で新月がもっと夏を楽しみたくても、次のフェイズに
水星「逆行」が始まる前日、4日にはしし座で新月もあります。すでに水星は動きがゆっくりになっているので、始めようであるとか、始まるとか、頭ではわかっていても、もうちょっと遊びたいというように、ギアがしっかり入らない感じも。大きなプロジェクトが始まる直前になって、もっと夏を楽しみたかったと思うような感じです。行動や戦いの星・火星、拡大と保護の星・木星もふたご座にあり、こちらも自由を求めているので、約束を破って、遊びに興じるなんてこともありそうな気がします。
20日にはみずがめ座で満月が木星と土星がハードな角度に
20日にはみずがめ座で満月が。ふたご座の木星とうお座で「逆行」中の現実化とルールの星・土星がスクエアというハードな角度になるので、この日は、木星的な、華やかな感じと、土星的な、厳しい感じが葛藤し、ぶつかり合いそうです。みずがめ座は〝つながり〟を象徴しますが、ゆるやかにつながり、時に華やかにしていこというタイプと、現実に即して、確実なものを追求しようというタイプに分かれるでしょう。
22日には太陽がおとめ座へ混乱を収拾させようとする
22日には太陽がおとめ座に入るので、不安や恐れから動けないでいた人も、だんだんと現実に向き合い始めるとき。混乱していた状況も、収拾させる働きがあるでしょう。
29日には水星が「順行」金星がてんびん座へ入り、穏やかに
29日になると、水星がしし座で「順行」し、自己中心的な雰囲気は落ち着くでしょう。またこの日には金星もおとめ座を去り、てんびん座へ入るので、完璧性を求めることなく、周囲の話を聞こうという態度が出てくるはずです。穏やかに相手の言うことに耳を傾けようという雰囲気も生まれるでしょう。
占い・文/Saya
アストロロジー・ライター。東京出身。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・オンライン」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、晴耕雨読の日々。新刊、『星を味方につける生き方、暮らし方〜不安な時代に翻弄されずに私を生きる〜』(1540円/集英社)が好評発売中。
イラスト/maegamimami
イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
AUTHOR
Saya
アストロロジー・ライター。東京出身、京都在住。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・デジタル」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、星を読み、畑を耕す傍ら、茶道のお稽古と着物遊びにいそしむ日々。新刊、『占星術ブックガイド〜星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集〜』(5500円/説話社)が好評発売中。
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