【バッグが重い人、やってみて】たったこれだけで腕の疲れスッキリ！二の腕のダルさ解消ストレッチ

重いものを持った後の腕の疲れ

出かける時、バッグにあれこれ入っていないと不安でつい荷物が多くなってしまうと言う方もいると思いますが、その方は日頃からバッグが重く、肩こりや腕のだるさに困っているのではないでしょうか。また、お子さんを抱っこする機会が多いママさんも同じように腕に疲れやダルさを感じていることと思います。

この腕のダルさの原因は、腕に力こぶを作る筋肉＝上腕二頭筋（じょうわんにとうきん）を中心に疲労が蓄積してしまうことです。

上腕二頭筋とは

上腕二頭筋は筋肉名にもあるように上腕（肩～肘の間の部分）に位置し、肘を曲げる時や腕を外側にひねる時に活躍します。また、重い荷物を持ち上げる時やバッグを腕にかけて持つ時、お子さんを抱きかかえる時、草むしりをする時などの動作でも使われるため、思っている以上に疲労が蓄積しやすい部位でもあります。

そんな疲れた上腕二頭筋をケアをする時のポイントは肘関節を完全伸展位にすること（ひじを伸ばした状態で腕を体の後ろに伸ばすこと）。上腕二頭筋は肩の前側から伸びているため、腕を体の後ろに伸ばすことで効果的にストレッチできます。

今回ご紹介するストレッチは腕の疲れを感じる時だけでなく、肘を曲げると痛い、肘が伸ばしにくいと感じる時にもおすすめです。

力こぶを伸ばすだけ！腕の疲れすっきりストレッチ

＜やり方＞

１）脚を腰幅に開き、ひざを立てて座り、両手は体の後ろにセット。指先を後ろに向け手のひらを床にしっかりつきましょう

２）右手の位置をさらに後方へ移動させます。姿勢が安定したら左手を腰のあたりに添えましょう。右上腕の力こぶが出る位置に心地良い伸びを感じながら、呼吸を5～10回繰り返します

３）２）の姿勢から上体を右～左へゆっくり揺らします。姿勢が安定しない場合は、左手を軽く床についてもOK。5呼吸を2～3セット繰り返しましょう。腰が反りやすかったり姿勢がつらかったりする場合は上体を起こす、もしくは腰の下にクッションや丸めたブランケットを置いてみましょう

４）反対側も同様に行います