【夏までにどうにかしたい二の腕のたぷたぷ】腕をぐるぐる回すだけ「二の腕引き締めストレッチ」
薄着になる機会が増えて「二の腕が気になる」という人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、二の腕を鍛えながら肩こりも一緒にほぐせるトレーニングをお伝えします。
二の腕の筋肉の役割
二の腕の「ぷよぷよとつまみたくなる脂肪」の主な原因は、筋肉を使えていないこと。
二の腕には、上腕二頭筋と上腕三頭筋という2つの筋肉があり、ぷよぷよが気になる裏側の筋肉は上腕三頭筋と呼ばれ、主に腕を伸ばす際に活躍します。力こぶができる方の上腕二頭筋と共に、縮んだり伸びたりをお互い反射的に行うことで、ひじの曲げ伸ばしが行えるようになっています。また、手のひらに力を入れてぐっと押す動作の際にも、この2つの筋肉が作用しています。
二の腕の筋肉は使われにくい
日常の身体の動作では、ひじから下の可動に比べて肩からひじの可動の方が少ないため、筋肉があまり使えておらず脂肪がつく原因になります。また、35歳を過ぎると、女性ホルモン量の低下と共に、筋肉量の低下も急速に進んでいきます。
二の腕の筋肉はどこと繋がっている?
二の腕痩せを目指すなら、まずは身体の筋肉の流れを理解しましょう。
力こぶができる内側の筋肉(上腕二頭筋)と、脂肪が溜まりやすい外側の筋肉(上腕三頭筋)は、ひじから肩の骨へと繋がっています。腕を横に伸ばして指先の力を抜いている状態と、指先をピンと大きく広げている状態を比べてみると、ピンと伸ばした方が二の腕の筋肉により力が入っているのが分かるはずです。
簡単二の腕ヨガトレーニング
1、正座やあぐらで座り、背骨を伸ばし、指を大きく広げながら、手の平を前に押し出します。この時二の腕の内側と外側に力が入るのを確認しましょう。
2、息を吸いながら上に引き上げて、背骨を伸ばし手の平を高く持ち上げます。体側の伸びも感じていきましょう。
3、吐きながら腕を横から下ろし、ぐるぐると腕を回していきましょう。腕はまっすぐ伸ばしたまま行ってください。
4、呼吸を続けながら、反対回しも同様に行っていきましょう。
詳しい内容は、動画からご覧いただけます。
AUTHOR
岩﨑奈緒子
11年間空間プロデュースを行う会社員として過ごし、自律神経失調症を経験。身体と心に目を向ける大切さや、日常の選択は自らと向き合うことで変わることをヨガから学ぶ。睡眠に特化した「ぐっすりヨガ」の開講をきっかけに睡眠の学びを始め、現在はカウンセラーとしても活動。『ヨガ×睡眠で、出会えた方やその回りの方々の日常を平穏に守り、より幸せにすること』を目標としている。 RYT200/マタニティ・産後/チェアヨガ/スリープケアカウンセラー/更年期ナビゲーター。プライベートでは、2児+わんこのママ。
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