〈オクラ〉表面のうぶ毛はどうする?ヘタとガクは?管理栄養士が教える、オクラの簡単な処理の仕方
オクラはビタミンや食物繊維が豊富で、栄養価の高い食材です。 しかし、ただ切って加熱するだけではなく一手間加えることで料理のクオリティを上げることができます。この記事では、オクラの簡単な下処理の仕方について管理栄養士が紹介します。
オクラの下処理6ステップ
1. オクラを洗う
まず、オクラについている汚れをしっかり水で洗い流しましょう。
特に、表面のうぶ毛や細かい汚れは残りやすいため注意が必要です。
大きめのボウルに水を張り、オクラをその中で優しく揉み洗いすると効果的です。
2. ヘタとガクを取る
オクラのヘタ(上部の出っ張った部分)とガク(ヘタの下部分)は食べにくいため、包丁で取り除きましょう。
ヘタはそのまま先端部分をカットし、ガクは包丁を使って根元をくるりと回すようにして切り取ると綺麗に取れます。
ヘタとガクをそれぞれカットするのが面倒という方は、ガクの下からまとめてカットするのもOKです。
3. オクラを下処理する
オクラの表面のうぶ毛が気になる場合は、まな板の上で軽く塩を振りかけ、手で転がすようにして板擦りします。
この工程は行わなくても問題ありませんが、うぶ毛をしっかり除去することで舌触りが良くなります。
塩を使った後は再度水で洗い流しましょう。
4. オクラを茹でる
下処理が終わったら、沸騰したお湯にスプーン1杯ほどの塩を加え、オクラを1~2分ほど茹でます。茹でた後は冷水に取っておきましょう。
オクラを茹でるときはカットせずにそのまま茹で、茹であがってから切るようにしましょう。
5.茹でたオクラを切る
オクラが茹で上がったら料理に適したサイズにカットしましょう。
オクラは横向きに1cm幅でカットすることが多いですが、食感を残したい場合は斜めに切るなど料理に合わせてカットするのがオススメです。
6.余った分を保存する
使わなかった分のオクラは、密閉袋に入れて冷蔵庫で保管できます。
乾燥しやすいので、湿らせたキッチンペーパーで包んでから保存すると良いでしょう。
また、長期間保存したい場合はオクラを冷凍保存することもできます。
生の状態でも茹でてからでも冷凍はできますが、ヘタやガクを取ってしまうと乾燥が進みやすいため、包丁を入れたものはできるだけ早めに使い切りましょう。
まとめ
今回は、オクラの基本的な下処理の方法について紹介しました。
一見下処理がしづらそうなオクラですが、実のほとんどを食べることができるため、下処理は簡単な野菜です。
適切な下処理を行い、オクラの美味しさを最大限に引き出してみてください。
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