「自分一番のサーファーから、娘一番の母となった」ブランドディレクター・市川麻衣子さんの生き方
自分の心の声に向き合うことは、簡単なようでいて難しい。「本当にやりたいことって何?」私たちは、自分の心の声を無視して、日々をサバイブすることに慣れている。だけど、そんなあなたは心の底から笑えているだろうか? 本連載ではインタビュー形式で、笑顔が素敵な女性たちの「笑顔のきっかけ」を探っていく。彼女たちにとって、笑顔にさせてくれるコトって何だろう? どうやってそれを見つけたのだろう? そして、それを始めたときの「はじめの一歩」って?
「海の心地よさを伝えたい」市川麻衣子さんインタビュー【わたしの、はじめの一歩】#12
連載12回目は、本誌でもお馴染みの人気講師陣が集結するヨガイベント「SHONAN BEACH YOGA WEEK 2018 in HAYAMA」の総合プロデューサーを務める、市川麻衣子さん。ファッションデザイナー・ディレクターとして活躍する一方で、海の心地よさを伝えるべく、様々な場所でヨガイベントを手がけている。夫婦で海を愛するサーファーで、6歳を迎えた娘さんの母でもある彼女の笑顔の元にあるものとはー
――「SHONAN BEACH YOGA」も今年で4年目を迎えたそうですね。そもそもどういう経緯で始まったのでしょうか。
「神奈川県の海を活性化するプロジェクトとして開かれた会議に、呼んでいただいたことがきっかけです。県知事の声がけのもと、木村太郎さんを代表に、県漁連の会長、マリンスポーツ系のメディアの方などが集まり、月に一度のペースで会議を行っていました。圏央道が開通し、東京や郊外からのアクセスが良くなったので、もっと多くの方を神奈川県の海に招致しようということで始まったプロジェクトですね。そこで私は、マットひとつあればできるビーチヨガを提案したんです。話は進み、実際に翌年からヨガイベントを行うことになりました。まずは県が実行委員会を作り、私はプロデューサーとして参画しました。」
――今は市川さんが主催者側となり、続いているということですね。
「そうですね。翌年からは私が主催者となり、県に協賛して頂くようになりました。県はとても協力的で、町長さんも応援してくれています。
もちろん私一人では何もできず、クリエイティビティあふれる地元の方たちと一緒に作り上げていますね。感覚をシェアできる仲間たちと完成させていくのは、とても幸せなことです。」
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