Sayaのマンスリー星占い【マインドフルネス占星術】12星座共通/5月の運勢
なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネスな占星術です。
12星座共通の、今月の星まわり
5月1日に、行動や戦いの星・火星がおひつじ座へ
おひつじ座には3月10日に思考や伝達の星・水星が、3月20日に太陽が、4月5日に愛と美の星・金星が入りました。そんななかで、4月2日〜25日は水星が「逆行」していました。3月中旬から考えていたことが4月に入り、一度、混乱したり停滞したりしたあと、また順調に動き出すという流れがありました。太陽、金星もおひつじ座にいる間は、一種の混乱状態もあったでしょう。
4月19日に太陽が、29日に金星がおひつじ座を去ったなかで、5月1日に火星がおひつじ座に入るので、4月の、何かスパークしたような状態を経て、アイデアを具現化するために行動していくのが5月となるのです。
5月の初めは、まだ水星がおひつじ座にあるので、計画の実行には興奮が伴いそう。
おうし座にも天体が集中 木星おうし座の恵みがはっきりする
5月の初め、太陽、愛と美の星・金星、拡大と保護の星・木星、自立や変革の星・天王星はおうし座に。おひつじ座的なアイデアと行動力とはまた違う流れも感じられます。とても豊かで、ポジティヴな流れのように思えます。
木星と天王星は、4月21日に出合っていますが、2018年以来、少しずつ進んできた流れが大きな変化となるようなときでした。天王星は変革をもたらしますが、この6年あまり、チャレンジしてきたことにチャンスが呼び込まれるようにも思えます。
4月21日前後の変化によって、ただあくせく働くだけでなく、もっとゆったりと構えて、豊かになっていく。そんな流れが加速していくでしょう。それが明らかになるのが5月なのです。また、がんばりすぎていた人は休むことも大切に。
5月3日には変容の星・冥王星がみずがめ座で「逆行」
1月21日にみずがめ座に入った変容の星・冥王星が5月3日に「逆行」を始めます。うまくいっていた関係においても、「ちょっと待てよ」というストップがかかるかもしれません。あるいは、何か大きな変容が生まれるかもしれません。相手と心がひとつになったとき、驚くような変容もあるのかも。
5月8日にはおうし座で新月が
太陽、愛と美の星・金星、拡大と保護の星・木星、自立や変革の星・天王星がおうし座に滞在するなかで、8日にはおうし座で新月が起こります。金星はおうし座の守護星でもあり、「豊かさ」を目指して、ひとつの方向に出発することになるかもしれません。受身でいてはいけない。自分から与えていくことが大切になるでしょう。
5月16日に思考や伝達の星・水星がおうし座に
太陽、愛と美の星・金星、拡大と保護の星・木星、自立や変革の星・天王星がおうし座に。8日にはおうし座で新月。さらに、5月16日にはおうし座に思考や伝達の星・水星がおうし座に。おうし座の象徴する「愛や豊かさ」の獲得のために、大きな流れが動いていくでしょう。それは濁流のように、とても強いものに感じられるかもしれません。見えなくても感じられる。キャッチできるような気がしそうです。
5月20日に太陽が、24日に愛と美の星・金星が、26日に拡大と保護の星・木星がふたご座へ
5月20日に太陽が、24日に愛と美の星・金星が、26日に拡大と保護の星・木星がおうし座を去り、ふたご座へ。26日を過ぎると、おうし座には自立や変革の星・天王星と思考や伝達の星・水星が残ることになります。
ふたご座は、「情報や知識、コミュニケーション」を表しているので、今までの感覚の世界から、一気に言葉やマインドの世界へシフトしそうな予感。木星は、2025年の6月10日までふたご座に滞在します。知りたいと思ったことにはまず動いてみましょう。
5月23日にはいて座で満月が目標が見えてくるとき
この間、5月23日にはいて座で満月が起こります。知りたいと思ったことに関して動いたり、学んだりしているうちに、さらにその先の目標も見えてくる可能性が。20日に太陽が入ってすぐなので、おひつじ座に水星や火星が入ってから、ひらめきでやっていたようなこと、お試しの軽いつもりだったことに追い風が吹く可能性が。まずは楽しく出かけてみましょう。
占い・文/Saya
アストロロジー・ライター。東京出身。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・オンライン」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、晴耕雨読の日々。新刊、『星を味方につける生き方、暮らし方〜不安な時代に翻弄されずに私を生きる〜』(1540円/集英社)が好評発売中。
イラスト/maegamimami
イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
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Saya
アストロロジー・ライター。東京出身、京都在住。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・デジタル」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、星を読み、畑を耕す傍ら、茶道のお稽古と着物遊びにいそしむ日々。新刊、『占星術ブックガイド〜星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集〜』(5500円/説話社)が好評発売中。
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