ハワイのヨガティーチャーが語る、妊娠と出産とヨガ

Yoga Hawaii Magazine

ハワイのヨガティーチャーが語る、妊娠と出産とヨガ

Naomi Iwabuchi
Naomi Iwabuchi
2018-09-24

ハワイ・ホノルルでヨガティーチャーとして活動してるナオミさん。妊娠を機にヨガとの向き合い方が変わったという。妊娠出産を経て感じるヨガの魅力をヨガハワイマガジンに語ってくれた。

パタンジャリヨガスートラは、本来の自分を意味する『アートマン』の中心思想を示している。現代のヨガでは『内なる真実』や『内面で輝く光』と表現するかもしれない。どのように表現されても、『アートマン』には透明感と輝きがあり、人生における経験や環境による汚れはない。それは軸であり、書き込み前の白紙、波紋が広がる前の静かな湖、真っ白なキャンバスのような出発点だ。『アートマン』は私たちの存在がそこから始まる純粋な本質だ。

この本来の自分という考えを複雑にしているのは、まさに人生の意味が常に変化するためだ。人として、私たちは経験、挑戦、そして、関係に没頭し、それらはすべて予想できない結果や感情をもたらしてくる。こうした動きは本来の自分の汚れなき表面において、揺れ動く心の乱れの原因となり、気を付けないと、私たちの知覚をずいぶんと変えて、『アートマン』の認識することや、見分けることがもはやできなくなるかもしれない。この変化した知覚はサンスクリットの表現では『マヤ』や『幻想のベール』という。一貫性のあるヨガプラクティスは、『アートマン』との関係に近付き、継続するための内省の期間を与えてくれる。

私のヨギとしての人生は、妊娠によって方向性が変った。私は『ヨガへの』最善の在り方に自信を持ち、それが皆に当てはまると考えていたのを記憶している。体を半分に折り畳み、より深く後屈し、クラスで教えたり、教えられたりすることについては、より『身体的に難しいこと』や『特別なこと』に固執していた。色々な面で私は完全に最先端を行く、西洋のヨガのお決まりの人物で ― ぴったりとした派手なウェアで青汁を飲み、忙しいスケジュールの中で、できる限り多くのクラスに参加していた ― 時には一日に2、3回参加するということもあった。私は筋金入りのヨギだった。そのときは、こうしたことが光と幸せとプレスアップハンドスタンドへの明白な道筋だった。

Translated by Hiroe Humphreys

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