「ハワイに導かれた」ロミロミ プラクティショナー・Junkaさんの笑顔のもとにあるものとは

 「ハワイに導かれた」ロミロミ プラクティショナー・Junkaさんの笑顔のもとにあるものとは
Photo by Fumiaki Omori
関早保子
関早保子
2018-09-08
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――東京での忙しい日々から、今のハワイ島での生活まで、Junkaさんは決断力のある方ですね。
「導かれるようにここまできましたが、“チリンチリン”と、お知らせがくるんですよね(笑)。東京にいた時期はずっと模索していました。少しずつサーフィンやヨガを始めたりして、自然との触れ合いやゆっくりとした時間の流れを意識し始めました。その頃から、自分と向き合いはじめ、少しずつ歩んできました」

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Photo by Fumiaki Omori

――ヨガとの出合いについて聞かせてください。
「2002年、母が亡くなった頃に、クリスティー・ターリントンが表紙のヨガの雑誌をふと目にしたんです。『ヨガジャーナル』だったのかな…。彼女のポーズがとても美しくて見入ってしまいました。その雑誌の中でインタビューがあり、お父様が亡くなってヨガを始めたという話が載っていました。自分の状況と重ね合わせて読んでしまい、すぐに調べました。アシュタンガヨガだったのですが、当時は荻窪のIYCしかなくて。週末に通うようになり、どんどんハマりましたね。ある雑誌でヨガの連載を持つまでになりましたよ(笑)」

――今もヨガはしていますか?
「今はロミロミ自体がエクササイズなので、呼吸を整えるイメージで軽く行っている程度です。自分のペースで、必要なときに必要なことをできるようになったのだと思います」

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植物に触れる大切な時間

――Junkaさんが一番自然な笑顔でいれるのは、やはり自然の中で植物に触れ合っているときでしょうか。
「そうですね。それが一番自然な笑顔でいれるときだと思います。今は自分が良い状態でいないと、誰かの身体を整えることなんてできないということに気がつきました。師匠のもとで修行しているときも、頑張りすぎて手が動かなくなったり、身体の調子が悪くなることがありましたが、そういう失敗が今につながっています。ロミロミをとおして自分をお世話することの大切さを知った。セルフケアが最も大事なこと。だから自然と植物からは離れない。そうやって生きることはこれからも変わらないと思います。
そして、やはりロミロミのセッションが終わった瞬間も、最高に幸せな笑顔があふれていると思います。同じセッションは二度とないし、もしかしたらもう会わないかもしれないけど、何かを受け取ってもらい、その時間を共有することができたときは、笑顔を超えて相手とともに涙があふれることもあります。ようやく、自分の生き方を見つけられたのかもしれません」

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ハワイの虹

冒頭でお伝えしたことを思い出して欲しい。彼女のファンは、身体が疲れてマッサージをしてもらうためだけに待ちわびているのではない。彼女に会いたくて待っているのだ。そのために自分は無理をせず、自然な笑顔でいなければいけない。彼女はセルフケアが最も大事だと力強く話してくれた。そうやっていつも頼られる存在だが、いろんな方との出会いや別れを経験し、自分も人に頼ってきたからこその言葉なのだろう。

Junka(Instagram:islandistjunka
東京都出身。東京のヘアサロンでPR/ヘアメイクアップアーティストのマネージメントを12年間勤め、2010年末に退社。2011年よりハワイ在住。2012年にLomilomiの師である故Alva James Andrewsに出会い、オアフ島ワイマナロにあったPā Ola Hawaiʻiのクリニックにて約5年間にわたりLomilomi(Hawaiian holistic healing)を学ぶ。現在はハワイ島プナ地区のオフグリッドジャングルで暮らしながら、Lomilomiプラクティショナーとしてハワイと日本を行き来しつつ、プライベートセッションの他、お話会やワークショップなどを行なっている。
www.hellobigislandist.com
*日本でのセッションの予定は、web siteやInstagramで随時up!

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Text by Sahoko Seki
Photos by Fumiaki Omori



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